先週の8月1日の土曜日に、この地方の5つの自治体で、マプーチェ族と反インディオのグループの間で小競り合いは起こった。
まず、真夜中に、夜間外出禁止令が出ている中、警棒で武装した反インディオ派グループは、市庁舎を占拠していたマプーチェ族グループのところにやってきた。
全体で5つの市庁舎で、小競り合いは起こった。なお、各市庁舎は、1週間前からマプーチェ族グループにより占拠されていた。...
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先週の8月1日の土曜日に、この地方の5つの自治体で、マプーチェ族と反インディオのグループの間で小競り合いは起こった。
まず、真夜中に、夜間外出禁止令が出ている中、警棒で武装した反インディオ派グループは、市庁舎を占拠していたマプーチェ族グループのところにやってきた。
全体で5つの市庁舎で、小競り合いは起こった。なお、各市庁舎は、1週間前からマプーチェ族グループにより占拠されていた。
7月31日の金曜日、新しく指名された、右翼的な傾向のある内務大臣が、アラウカニア地方を訪問し、市庁舎が占拠されている市長たちに対し、市庁舎を不法占拠から早く解放するように指示を出した。
土曜日に、反インディオグループが、市庁舎を占拠していたマプーチェ族に暴力を奮って、彼らを建物から追い出した。この衝突の際に、2つの市庁舎は火災で破壊された。
この小競り合いの原因は、市庁舎のマプーチェ族の囚人が、マプーチェの社会での苦しい境遇を改善する要求を出して、ハンガーストライキをしていたことに始まる。
市庁舎の囚人をサポートしようと、マプーチェ族の自治を勝ち取ろうとしているグループが市庁舎を占拠した。これに反対する反インディオグループが市庁舎に入り、乱闘事件を起こした。
このように、チリでは、経済的弱者のインディオたちと、経済的に豊かなヨーロッパ人を祖先に持つヨーロッパ人種の間で小競り合いが絶えない状況にある。
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