中国は、最近、宇宙開発に数十億ユーロを(=数千億円)を投資している。例えば人工衛星の打ち上げや、有人の月世界旅行計画や、新しい宇宙船の5月の打上げなどである。
中国宇宙科学技術公社(CASC)は、2020年中に火星へ探査機を送り込むことを目標に掲げている。5月24日の日曜日の公式発表では、7月には予定通り、火星に向けた探査機の発射を予定しているという。
地球と火星の距離が最低5,500万kmであることを考えると、探査機を打ち上げてから7ヶ月はかかるという。...
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中国は、最近、宇宙開発に数十億ユーロを(=数千億円)を投資している。例えば人工衛星の打ち上げや、有人の月世界旅行計画や、新しい宇宙船の5月の打上げなどである。
中国宇宙科学技術公社(CASC)は、2020年中に火星へ探査機を送り込むことを目標に掲げている。5月24日の日曜日の公式発表では、7月には予定通り、火星に向けた探査機の発射を予定しているという。
地球と火星の距離が最低5,500万kmであることを考えると、探査機を打ち上げてから7ヶ月はかかるという。そのため、火星に到着するなは2021年になるという。
天問と命名した探査機計画は、3つの目標を掲げている。1番目は探査機を火星の軌道に乗せること、2番目は探査機を火星に着陸させること、3番目は、ロボット探査車を遠隔操縦して火星表面の物質を分析することである。
中国は、2013年に月面上に月面探査車を運び、遠隔で月面表面の分析を行っており、2019年の1月には月面の裏側で月面探査車で同様の分析を行っている。
一方、米国は、すでに火星表面に4機のロボット探査車を送っている。 米国も火星に5番目となる探査車を6-8月に打ち上げることを予定しており、2021年2月には火星に到達するという。
火星や月を舞台にした米中の科学技術面、資源開発面での争いもこれから激しさを増していくものと予想される。
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