ECの広報担当者によると、この合併に関する調査検討は目下進行中とのことである。

アルストームの合併作業グループ担当者は、ECの質問事項リストが提示されたおかげで、ECの合併関連書類にアクセスし、各質問事項に回答することが可能となったと述べた。...

ECの広報担当者によると、この合併に関する調査検討は目下進行中とのことである。

アルストームの合併作業グループ担当者は、ECの質問事項リストが提示されたおかげで、ECの合併関連書類にアクセスし、各質問事項に回答することが可能となったと述べた。同担当者は、さらにECに建設的な立場で協力し質問事項に回答することを通して、今回の合併を行う理由と合併の長所を説明していきたいと語った。

一方、シーメンスの合併作業グループ担当者は、アルストームとの合併作業は、来年2019年前半には終了するとの見方を述べた。

この合併計画は、昨年2017年9月に発表され、ECの合併に関する詳細な調査検討は、今年7月に開始された。これまでECからは、この合併が、多くのタイプの車両や列車信号システムの供給が合併後、独占に至らず、競争原理が確保されるのかについて疑問の声が上がっている。

なお、ECとしては、来年1月28日までに、この合併に対する見解書を提出することになっている。