【Globali】
ベルギー、イスラム政党がイスラム法適用を目標に再度地方選挙に参加(2018/10/12)
ISによる連続テロの実行犯が潜んでいるとされるベルギーは、移民を受け入れ続けてきた。その結果、2030年にはイスラム系住民が国民の過半数を占める事態が訪れるという。政治でもその影響が表れ始めている。
明後日10月14日に地方選挙が実施されるベルギーでは、イスラムと呼ばれる政党がモレンベークとブリュッセルの2つの地域で、選挙にあたり、イスラム法(シャリア)の適用を提案している。
100%イスラム国の樹立を目指すこの政党は、2012年の地方選挙で2議席獲得した。それから6年、明後日日曜日の選挙では、28の自治体で候補者を立てる意向を表明してきた。同党の副代表は、「イスラムの頭文字は、I=Integrity完全性、S=Solidarity連帯、L=Liberty自由、A=Authenticity真実、M=Morality道徳」であると述べた。...
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明後日10月14日に地方選挙が実施されるベルギーでは、イスラムと呼ばれる政党がモレンベークとブリュッセルの2つの地域で、選挙にあたり、イスラム法(シャリア)の適用を提案している。
100%イスラム国の樹立を目指すこの政党は、2012年の地方選挙で2議席獲得した。それから6年、明後日日曜日の選挙では、28の自治体で候補者を立てる意向を表明してきた。同党の副代表は、「イスラムの頭文字は、I=Integrity完全性、S=Solidarity連帯、L=Liberty自由、A=Authenticity真実、M=Morality道徳」であると述べた。
しかし指導者は、イスラム教に基づいた法律であるイスラム法シャリアを、ベルギーに適応させたいとも考えている。
同党は、「公共交通機関における男女の区別厳格化」をかかげる以外にも、女子生徒たちにスカーフ(ヒジャブ)着用を許可すること、また全ての学校でハラル給食の提供を義務付けることを提案している。政党の創設者Redouane Ahrouch氏は、一夫多妻制の取り入れにも肯定的である。
ベルギーの主要な政党は、自由を破壊するとして、イスラム政党の活動を禁ずることを願っている。
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