【Globali】
デンマーク、2030年までにガソリンとディーゼル新車の販売を禁止(2018/10/04)
デンマークは2030年からディーゼル車とガソリン車の販売を、2035年からはハイブリッド車も禁止し、大気汚染対策として電気自動車を促進することを目指すと発表した。
議会演説で、自転車愛好者でもあるラルス・ロッケ・ラスムッセン首相は、「デンマークのディーゼル車とガソリン車は過去でなければならない」と述べた。これは、欧州が2030年までに限界排出量レベルを決定する予定であるため、その直前の意図的な発表だと思われる。「12年後には、新しいディーゼル車とガソリン車の販売を禁止する。 そして、17年後には、デンマークの新車はすべて電気自動車またはゼロ・エミッション車でなければならない」とラスムッセン氏は述べ、「私はデンマークに最前線にあってほしい、より緑のある方向に世界引っ張ってほしい」と語った。...
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議会演説で、自転車愛好者でもあるラルス・ロッケ・ラスムッセン首相は、「デンマークのディーゼル車とガソリン車は過去でなければならない」と述べた。これは、欧州が2030年までに限界排出量レベルを決定する予定であるため、その直前の意図的な発表だと思われる。「12年後には、新しいディーゼル車とガソリン車の販売を禁止する。 そして、17年後には、デンマークの新車はすべて電気自動車またはゼロ・エミッション車でなければならない」とラスムッセン氏は述べ、「私はデンマークに最前線にあってほしい、より緑のある方向に世界引っ張ってほしい」と語った。
この政策案は、議会の承認が必要となり、来週議会に提出される。風力発電の発祥地でもあるデンマークは、2050年までに化石燃料フリーになることを目指している。
デンマーク以外にも、パリ、マドリード、メキシコシティ、アテネ市長らが、2025年までに市中心部からディーゼル車を禁止する計画を発表している。また、フランスでは2040年までにガソリンとディーゼルエンジンの新車販売を終了することを目指している。こうした流れは、石油生産者に打撃となるだけでなく、電気自動車に適応しようと世界の自動車産業にも変革をもたらしている。
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