【Globali】
ドバイからの乗客500人に対し、ニューヨークの空港で健康診断、10人が入院(2018/09/06)
9月5日の朝9時頃(現地時間)、ドバイ発、エミレーツ航空EK203便がニューヨークのJFK空港に着陸後、緊急態勢が引かれ、521人のA380機内の乗務員、乗客に対しては、機内に留まるよう指示が出た。
エミレーツ航空EK203便から、管制塔に機内の100人以上が、咳や吐き気や発熱症状を訴えているとの連絡が入ったための措置であった。航空機は、ターミナルから離れた場所に誘導され、米国連邦保健局(CDC)の医師団が機内に入り、乗務員と乗客、計521人の健康診断を行った。
乗客の中には、米国のヒップホップグループ、バニラアイスも乗り合わせたが、100人以上の患者が出たエアバスA380の下層階ではなく、上層階にいたおかげで感染を逃れることができたとツイードでファンたちに報告している。...
全部読む
エミレーツ航空EK203便から、管制塔に機内の100人以上が、咳や吐き気や発熱症状を訴えているとの連絡が入ったための措置であった。航空機は、ターミナルから離れた場所に誘導され、米国連邦保健局(CDC)の医師団が機内に入り、乗務員と乗客、計521人の健康診断を行った。
乗客の中には、米国のヒップホップグループ、バニラアイスも乗り合わせたが、100人以上の患者が出たエアバスA380の下層階ではなく、上層階にいたおかげで感染を逃れることができたとツイードでファンたちに報告している。
エミレーツ航空によると、機内での健康診断の後、10人の入院を指示された患者以外は、JFK空港ターミナルに向かうことができた。10人の内訳は、乗客3人と乗務員7人で、すぐに空港近くの病院に運ばれたが、容体は安定しているとのことである。
ニューヨークの保健衛生担当官のバルボット医師によれば、乗客たちはインフルエンザを発症していた。ニューヨーク市庁の発表では、乗客の多くは、イスラム教巡礼地のメッカを訪れた帰りで、メッカが今、インフルエンザが流行しており、そのためドバイーニューヨーク間の14時間のフライト中の感染も含めて、機内で100人以上の感染者が出たものと結論づけている。
閉じる
その他の最新記事