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【Globali】
インドでハイパーループの建設が合意へ(2018/02/20)
ハイパーループを開発しているのは、ベンチャー企業のヴァージン・ハイパーループ・ワンだ。現在行っている開発では、インド西部のマハラシュトラ州にある都市ムンバイとプネの間を現在の3時間からわずか25分で移動可能になるという。完成すれば毎年1億5000万人の移動を助けることになる。同社は2021年までに商用システムを立ち上げるため、今後数年間は同国で技術テストを行う予定だ。
今プロジェクトには英国の大富豪リチャード・ブランソン氏が支援者として携わっており、今月18日にヴァージン社とマハラシュトラ州政府の間で合意文書が交わされたことを明らかにした。...
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ハイパーループを開発しているのは、ベンチャー企業のヴァージン・ハイパーループ・ワンだ。現在行っている開発では、インド西部のマハラシュトラ州にある都市ムンバイとプネの間を現在の3時間からわずか25分で移動可能になるという。完成すれば毎年1億5000万人の移動を助けることになる。同社は2021年までに商用システムを立ち上げるため、今後数年間は同国で技術テストを行う予定だ。
今プロジェクトには英国の大富豪リチャード・ブランソン氏が支援者として携わっており、今月18日にヴァージン社とマハラシュトラ州政府の間で合意文書が交わされたことを明らかにした。ブランソン氏は英国ヴァージン・グループの創設者であり、現在会長を務めている。同社は昨年10月に米企業のハイパーループ・ワンと提携した。ブランソン氏は声明の中で「20世紀に蒸気機関車が導入されたことに匹敵する影響を与える可能性がある。」と期待感を示した。
プロジェクトは最終合意から2~3年で運用可能な試験トラックが建設され、最終的な完成までは5年~7年かかるものとみられている。総費用はまだ不明だが、採算性の調査は現在行われており、今後参入してくる官民提携事業の骨組みを決めるのに使われる予定だ。
ハイパーループのシステムは現在、最高毎時350キロメートルのスピードを出すことができる。理論上は乱気流に邪魔されることなければ、毎時1078キロメートルのスピードが出るという。
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