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【Globali】
台湾:米軍が秘密裏に台湾の軍隊を訓練し、中国側の怒りを買う(2021/10/09)
『フランス国際ラジオ局(RFI)』によると、米軍の特殊部隊が密かに台湾軍を訓練した模様である。この情報はウオールストリート・ジャーナル紙に掲載され、これに対して中国側は米国との関係において重大な過失であるとして強く非難した。
同紙は、約20人の米国特別部隊と海軍部隊の一部が台湾の陸軍と海軍の各小部隊を訓練していると掲載した。
米軍の責任者がAFP通信に語ったところによると、米軍は台湾軍の2つのグループ、一方は特殊部隊と他方は通常部隊を訓練したという。特殊部隊には20人以下の兵士が訓練を受け、通常部隊は交替で訓練を受けているが人数は多くないという。同責任者は米軍特殊部隊が台湾に到着し訓練を開始した日時については明言を避けたが、1年近く訓練を行っていると語った。...
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同紙は、約20人の米国特別部隊と海軍部隊の一部が台湾の陸軍と海軍の各小部隊を訓練していると掲載した。
米軍の責任者がAFP通信に語ったところによると、米軍は台湾軍の2つのグループ、一方は特殊部隊と他方は通常部隊を訓練したという。特殊部隊には20人以下の兵士が訓練を受け、通常部隊は交替で訓練を受けているが人数は多くないという。同責任者は米軍特殊部隊が台湾に到着し訓練を開始した日時については明言を避けたが、1年近く訓練を行っていると語った。
一方、国防省のジョン・スプル報道官は、台湾の軍隊訓練に関しては否定せず、「台湾兵士の訓練内容や特殊部隊派遣などに関して話す立場ではないが、中国の台湾に対する脅しに対して米国としても台湾と協調した防衛体制を整える必要がある。」と語った。
中国はウオールストリート・ジャーナル紙の記事が掲載された後、10月8日に外務省報道官を通じて米国政府に対して「台湾問題に関し中国が敏感な立場にあることを認識すること」を呼び掛けた。すなわち「台湾は中国の一部であるという原則を尊重すること」と「米中関係を悪化させないために台湾との軍事協力関係を中断すること」を呼び掛けた。
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