その後のIrnaニュースの最新情報によると、炭鉱事故が起こったのは、イラン東部のタバス炭鉱で、死亡者の数が51人に増え、負傷者数は20人となった。
この事故は、炭坑内でのメタンガスのリークにより、2ブロックで爆発が発生した。この時、69人以上の炭鉱夫が炭坑内で作業中であったという。
タバス炭鉱のある南コラサン州の知事は、国営テレビを通じて、救助隊が炭坑内に閉じ込められていた22人の炭鉱夫を救出したと報告した。...
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その後のIrnaニュースの最新情報によると、炭鉱事故が起こったのは、イラン東部のタバス炭鉱で、死亡者の数が51人に増え、負傷者数は20人となった。
この事故は、炭坑内でのメタンガスのリークにより、2ブロックで爆発が発生した。この時、69人以上の炭鉱夫が炭坑内で作業中であったという。
タバス炭鉱のある南コラサン州の知事は、国営テレビを通じて、救助隊が炭坑内に閉じ込められていた22人の炭鉱夫を救出したと報告した。
イラン国営テレビでは、救急車やヘリコプターが負傷者たちを州の病院に運ぶ様子を放映した。さらに、作業着姿の犠牲者の遺体が荷車に乗せられて炭鉱から救出される様子も映像に流された。
国連総会に出席のためにニューヨークに発ったマスッド・ペゼスキアン大統領の後を受け、モハマド・レザ・アレフ副大統領が会議を招集し、安全のための緊急措置を実行することと、犠牲者の家族への支援を行うことを確認した。
なお、イスラム国の赤十字機関に相当するイラン赤新月社は、炭坑内に最後まで閉じ込められた炭鉱夫を探索し、救出する作業を継続している。
州検事のアリ・ネサエイ氏によると、「炭坑内にメタンガスが蓄積されているので、残された炭鉱夫を探索し、救出することは困難な作業だ。」と指摘した。さらに、「優先順位は、負傷し、崩れた‘がれき類’の下敷きになっている炭鉱夫たちを救出することだ。 事故の原因についての関係者の過失調査に関しては、作業が完了してからになる。」と言明した。
なお、昨年もイラン北部のダムガン炭鉱でメタンガスのリークが原因と考えられる爆発事故があり、6人の炭鉱夫が犠牲になっている。
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