この会議の期間に合わせて、フランス24チャンネルのジャーナリストもビアボイス研究所と協賛して、1001人の18才以上の各世代から無作為に選んだ人たちを対象とした世論調査を行った。オリンピック年のため、特にスポーツ・ジャーナリストにとって興味ある調査を行っている。
多くのフランス人はジャーナリズムが役に立つと考えているが、3月25日に始まったジャーナリズム会議では、ジャーナリズムの有効性を表わす、フランス人とジャーナリストの関係についての説得力のある調査結果が発表された。...
全部読む
この会議の期間に合わせて、フランス24チャンネルのジャーナリストもビアボイス研究所と協賛して、1001人の18才以上の各世代から無作為に選んだ人たちを対象とした世論調査を行った。オリンピック年のため、特にスポーツ・ジャーナリストにとって興味ある調査を行っている。
多くのフランス人はジャーナリズムが役に立つと考えているが、3月25日に始まったジャーナリズム会議では、ジャーナリズムの有効性を表わす、フランス人とジャーナリストの関係についての説得力のある調査結果が発表された。
これによると、10人のうち、8人が常にジャーナリズムが役に立つ仕事だと予測している。(85%) 昨年からスコアが上昇したが、ウクライナへのロシアの侵攻が始まり、フランスの大統領選挙があった2022年に比べると5ポイント下降している。
しかし、今年の2024年は、ジャーナリストのプロの情報活動に対する信頼が再度低下していて、72%のフランス人のみがメデイア情報を辛うじて信用しているという結果になった。去年に比べると、4ポイント下降したが、同時に2年続けての下降となる。72%の値は、コビッド19感染危機の前の時期、2020年2月以来、最も低いスコアとなる。その後、コビッド19感染流行でメデイア情報への信頼は回復した。
世論調査はスポーツ最新情報とフランス人の関係、およびオリンピック、パラリンピックとフランス人の関係について行った。その結果、フランス人の意見が2極化していることが明らかとなった。すなわち、フランス人の半分近くが、スポーツの最新情報を入手している(22%は日常的に、23%は週に1回のペースで情報を入手している。)のに対して、スポーツ情報をたまにしか見ない人は35%におよび、残りの20%の人は、全くスポーツ情報に関心が無いという。
7月と8月にオリンピック大会が1世紀ぶりにパリで開催されるが、フランス人が格別に熱狂的になっているというのは当たっていないようである。ほんの37%がオリンピックを待ち焦がれているに過ぎず、パラリンピックに至っては、30%止まりだという。
閉じる