ミシガン州のアントリム郡で、大統領選挙で使用されたドミニオン社の投票機に関する科学的監査が行われた。トランプ大統領への6000票が、民主党のバイデン氏にまわされていたことが発見されたことで全国的な注目を集めていた中、監査の報告書が14日に公開された。報告書は、「組織的な不正行為を引き起こす」よう意図的に設計されていたとし、トランプ大統領の不正選挙の主張を裏付けるものであると結論づけた。
『ロシアトゥデイ』によると、アライド・セキュリティ・オペレーション・グループ(ASOG)が実施した裁判所命令による科学的監査では、ミシガン州アントリム郡の投票で使用されたドミニオン社の投票機が、投票の集計中に68パーセントという衝撃的なエラー率を記録していたことが分かった。報告書は、欠陥のあるソフトウェアは、連邦選挙管理委員会が定めた「許容される選挙エラー率」の0.0008パーセントをはるかに超えていたと指摘している。
驚くべきことに、監査人は、広範囲に及ぶエラーはバグではなく仕様であったと報告しており、投票システムが「意図的に」多数の投票エラーを発生させ、それが投票結果の操作に利用されたと説明している。報告書は、ドミニオンの投票システムは、システム上の不正行為を生み出し、選挙結果に影響を与えるために、意図的かつ目的を持って設計されたものであると結論付けている。
また証拠の改ざんの試みがあったことも判明している。調査によると、11月21日に「不正なユーザーが選挙結果を初期化しようとしたが失敗した」ことが明らかになっており、選挙当日と11月3日の前後の数日間のセキュリティログがすべて消えていたことも判明している。
『American Military News』によると、選挙の夜、民主党大統領候補のジョー・バイデンは、アントリム郡の12,423票のうち7,800票近くを獲得したと発表された。しかしその2日後、郡は実際にはトランプ大統領に投票していたと発表を覆した。さらに11月21日には、再び投票結果の数字が訂正され、バイデン氏から約1,300票がさらに削除された。
州当局は、今回は人為的なミスが原因であり、報告書は「11月の大統領選挙で国民の信頼を損なうことを目的とした、誤った、曖昧な疑わしい主張の一連の流れの一つである」として非難する声明を発表した。
監査を担当したラムズランド氏は、「驚異的な数の投票に裁定が必要だった。これは、サーバーにまだ保存されている以前の選挙サイクルでは見られなかった2020年の特有の問題だった。これはシステムの意図的なエラーが原因であり、監視も透明性も監査証跡もない投票用紙の一括裁定につながっている。サーバーのログを調査したところ、このような高いエラー率は過去数年のパターンと一致していないことがわかった。これらの問題を人為的ミスに帰するという声明は、体系的な機械あるいはソフトウェアのエラーを指し示す科学的評価と一致しない。体系的なエラーは、大量の投票をまとめて裁定するためにエラーを起こすように意図的に設計されていた」と報告書の中で述べている。
このドミニオン社の投票機は11月の大統領選でミシガン州以外の多くの州でも使用されている。
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