月探査「アルテミス計画」試験飛行を終えた宇宙船・着水(12月12日)
宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト、アルテミス計画で、先月打ち上げられた無人の宇宙船が月を周回する25日間の試験飛行を終え、日本時間きょう、地球に帰還した。
上空からゆっくりと降りてきたパラシュート、そこについているのが、NASAが開発した宇宙船オリオン。先月の打ち上げから25日後の日本時間きょう未明、時速およそ4万キロで大気圏に突入したあと、パラシュートを使って速度を落としながら降下を続け、午前2時40分ごろ太平洋上に着水した。...
全部読む
宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト、アルテミス計画で、先月打ち上げられた無人の宇宙船が月を周回する25日間の試験飛行を終え、日本時間きょう、地球に帰還した。
上空からゆっくりと降りてきたパラシュート、そこについているのが、NASAが開発した宇宙船オリオン。先月の打ち上げから25日後の日本時間きょう未明、時速およそ4万キロで大気圏に突入したあと、パラシュートを使って速度を落としながら降下を続け、午前2時40分ごろ太平洋上に着水した。
NASAは日本やヨーロッパも参加する国際的な月探査計画、アルテミス計画で、2025年を目標にアポロ計画以来となる宇宙飛行士による月面着陸を目指している。
先月、無人の状態で打ち上げられたオリオンは月を周回したあと、地球に向かって飛行していた。今回の試験飛行は宇宙船が地球に帰還する際の高温に耐えられるかどうかや、内部に載せた3体のマネキンを使って衝撃や放射線の影響を調べるのが主な目的。
NASAは取得したデータを詳しく分析し、次は宇宙船に宇宙飛行士を乗せた状態で月を周回する試験飛行を行う計画だ。
閉じる
ナスカの地上絵・新たに168点発見(12月9日)
山形大学ナスカ研究所の副所長を務める坂井正人教授の研究グループは、現地の考古学者と共同でAI(人工知能)やドローンを活用してナスカの市街地付近などで解析や調査を行った結果、合わせて168点の地上絵が新たに見つかったことを発表した。
人間やネコ科の動物、ラクダ科の動物の群れなどを描いたとみられる。これらの地上絵は近くで見つかった土器などから紀元前100年ごろからのおよそ400年の間に描かれたとみられるという。...
全部読む
山形大学ナスカ研究所の副所長を務める坂井正人教授の研究グループは、現地の考古学者と共同でAI(人工知能)やドローンを活用してナスカの市街地付近などで解析や調査を行った結果、合わせて168点の地上絵が新たに見つかったことを発表した。
人間やネコ科の動物、ラクダ科の動物の群れなどを描いたとみられる。これらの地上絵は近くで見つかった土器などから紀元前100年ごろからのおよそ400年の間に描かれたとみられるという。2004年に調査を始めて以降、研究グループが発見した地上絵は今回のものを合わせて358点になった。
坂井正人教授は「地上絵が描かれた目的は今もよくわかっていない。今後もAIを活用して地上絵の分布調査や保護活動に取り組み、地上絵が描かれた目的の解明につなげたい」と話していた。
閉じる
「アルテミス計画」月めざす宇宙船・打ち上げ成功(11月17日)
宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」で月までの試験飛行を行う無人宇宙船を搭載した大型ロケットが米国・ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
宇宙船は月を周回して25日間で地球に戻る計画で内部にはマネキン3体が乗せられ衝撃や放射線の影響など将来の有人飛行に向け必要なデータを集める。2度にわたり打ち上げが延期されていたNASA・米国航空宇宙局の大型ロケットが16日、フロリダ州で打ち上げられた。...
全部読む
宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」で月までの試験飛行を行う無人宇宙船を搭載した大型ロケットが米国・ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
宇宙船は月を周回して25日間で地球に戻る計画で内部にはマネキン3体が乗せられ衝撃や放射線の影響など将来の有人飛行に向け必要なデータを集める。2度にわたり打ち上げが延期されていたNASA・米国航空宇宙局の大型ロケットが16日、フロリダ州で打ち上げられた。アルテミス計画第一弾として月に向かう。
今回は無人飛行だが2025年の第三弾では月面着陸を目指す。実現すれば1972年のアポロ計画から53年ぶりのことになる。ヨーロッパ宇宙機関長官は“目標は月面滞在でインフラを建設し鉱物や水、酸素、月面で製造できるエネルギーなどの資源を探査すること”と話している。トマペスケ宇宙飛行士も滞在するかもしれないが2028年以降になる。またペスケは月の後は火星への初有人飛行に参加したいと考えている。
閉じる
NASA・宇宙望遠鏡「創造の柱」とらえる(10月28日)
NASAがジェームズウェップ宇宙望遠鏡がとらえた実際の画像を公開した。地球から6500光年ほど離れたワシ星雲にある創造の柱で新しい星が作られる。
「はやぶさ2」小惑星からガス持ち帰る(10月21日)
日本の探査機はやぶさ2が小惑星で採取した砂などが入った容器を詳細に調べた結果、砂などの表面に付着していたごく僅かなガスを検出したと研究チームが発表した。
研究チームは固体、液体に続き、気体も持ち帰ることに成功したとして、日本の技術力の高さがもたらした成果だとしている。
「面白ニュース」内の検索