2024年2月、更新を終了します
中国で拘束・北海道大の男性教授・解放されきょう帰国(11月15日)
中国を訪問中に当局に拘束されていた北海道大学の男性教授が解放され、きょう日本に帰国した。
中国近現代史が専門で、ことし9月上旬から中国政府系のシンクタンク・中国社会科学院の招きで北京を訪れていて当局に拘束された。
これまで、拘束の理由などを一切明らかにしていなかったが、外務省・耿爽報道官はきょう記者会見で、教授は国家機密に関わる資料を収集していたとして、反スパイ法に違反した疑いで拘束していたことを明らかにした。...
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中国を訪問中に当局に拘束されていた北海道大学の男性教授が解放され、きょう日本に帰国した。
中国近現代史が専門で、ことし9月上旬から中国政府系のシンクタンク・中国社会科学院の招きで北京を訪れていて当局に拘束された。
これまで、拘束の理由などを一切明らかにしていなかったが、外務省・耿爽報道官はきょう記者会見で、教授は国家機密に関わる資料を収集していたとして、反スパイ法に違反した疑いで拘束していたことを明らかにした。
この問題を巡っては、今月4日、安倍首相が中国・李克強首相と会談した際、来年春の習近平国家主席の日本訪問に向けた環境作りを行うためにも、早期解放と帰国への中国側の前向きな対応を求めた。
李首相は「よく留意する」と答え、両国間で調整が続いていた。
茂木外相は「来春の習近平国家主席の国賓としての訪日をいい環境の中でお迎えしたいという中で懸案をしっかり処理していく。私からも安倍首相からも中国側に強く申し込んできた案件」、安倍首相は「無事に帰国されご家族の皆様と再会できたことは本当に良かった」と述べた。
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「桜を見る会」・首相“懇親会含め全費用・参加者の自己負担”(11月15日)
総理大臣主催の桜を見る会を巡り、野党側の追及チームは、安倍首相の事務所に対し、前日の夜に開かれた後援会の懇親会の会計処理などについてただす、公開質問状を出した。
安倍首相は記者団に対し、前日夜に開かれた懇親会を含め、旅費などのすべての費用は、参加者の自己負担で支払われ、みずからの事務所や後援会としての収入や支出はないことを確認したと明らかにした。
一方、安倍首相は「基準があいまいで、プロセスが不透明ではないかという指摘があり、年数を経るごとにだんだん人数が多くなってきたことも反省しなければならない」と述べ、招待基準の明確化など、見直しを進めていく考えを示した。...
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総理大臣主催の桜を見る会を巡り、野党側の追及チームは、安倍首相の事務所に対し、前日の夜に開かれた後援会の懇親会の会計処理などについてただす、公開質問状を出した。
安倍首相は記者団に対し、前日夜に開かれた懇親会を含め、旅費などのすべての費用は、参加者の自己負担で支払われ、みずからの事務所や後援会としての収入や支出はないことを確認したと明らかにした。
一方、安倍首相は「基準があいまいで、プロセスが不透明ではないかという指摘があり、年数を経るごとにだんだん人数が多くなってきたことも反省しなければならない」と述べ、招待基準の明確化など、見直しを進めていく考えを示した。
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「桜を見る会」政府“事態収束図りたい”(11月15日)
総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側は、安倍首相の後援会から多くの人が招待されているとして、「公的行事の私物化だ」と追求。政府は来年の「桜を見る会」の開催を中止にした。
菅官房長官はきのう“これまでの予算計上のあり方に問題あった”という認識を示す一方で「現時点において廃止することは考えていない」と述べた。
政府としては招待基準の明確化などにより、予算や招待者の削減も含めて見直しを進める。...
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総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、野党側は、安倍首相の後援会から多くの人が招待されているとして、「公的行事の私物化だ」と追求。政府は来年の「桜を見る会」の開催を中止にした。
菅官房長官はきのう“これまでの予算計上のあり方に問題あった”という認識を示す一方で「現時点において廃止することは考えていない」と述べた。
政府としては招待基準の明確化などにより、予算や招待者の削減も含めて見直しを進める。
「桜を見る会」をめぐっては安倍首相の国会答弁と食い違う証言が出てきている。
「桜を見る会」の前日、「前夜祭」などと称して毎年、安倍首相の後援会が開いていた懇親会のその会費について、安倍首相は出席者一人一人がホテル側に直接支払ったと受け取れる説明をしていた。
しかし今年4月の懇親会に参加した地方議員は「ホテルの人ではない」と述べていた。野党側は懇親会の会計処理についても追求することにしている。野党側は安倍首相に国会で説明責任を果たすよう引き続き求めていく方針である。
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「桜を見る会」について2020年度の回は中止(11月13日)
菅義偉官房長官は13日の記者会見で、首相主催で毎年春に開かれる「桜を見る会」について2020年度の回は中止すると明らかにした。
招待基準を明確にするよう検討するとした。
総理大臣主催の「桜を見る会」・招待者の削減含め検討へ(11月13日)
総理大臣主催の「桜を見る会」は年々参加者が増えていて、野党側は“安倍首相の後援会から多くの人が招待されている”などとして批判を強めている。
きのう開かれた野党側の追及チームの初会合では、招待者を選ぶ基準が不透明だとして、“府省庁ごとに招待者の枠があるのではないか”などといった指摘が相次いだ。
菅官房長官は「政府として検討していく」と述べた。政府は招待者を減らすことも含め、基準を明確化する方向で開催要領の見直しを検討することにしている。...
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総理大臣主催の「桜を見る会」は年々参加者が増えていて、野党側は“安倍首相の後援会から多くの人が招待されている”などとして批判を強めている。
きのう開かれた野党側の追及チームの初会合では、招待者を選ぶ基準が不透明だとして、“府省庁ごとに招待者の枠があるのではないか”などといった指摘が相次いだ。
菅官房長官は「政府として検討していく」と述べた。政府は招待者を減らすことも含め、基準を明確化する方向で開催要領の見直しを検討することにしている。
政府としては透明性の確保を図る姿勢を示すことで、事態の収拾を図りたい考え。国会では野党側が安倍首相から直接説明を聞く必要があるとして、予算委員会の集中審議を求めていく方針である。
与党側は、問題はなく集中審議には応じられないとしており、協議が行われる見通しである。
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