移動式感情表現型家庭用ロボット「Kuri」の出荷開始(12月22日)
独大手自動車部品・工具メーカーであるボッシュ社の社内ベンチャー企業である「メイフィールド・ロボティックス」社は、同社が開発・製造したロボット「Kuri」の出荷を開始した。
「Kuri」は人間との双方向のコミュニケーションは取れない(人間の言葉がしゃべれない)が、頭部に内蔵されたタッチセンサーや目の奥に搭載された高性能カメラ(解像度:1,080p)、胴体に内蔵されたLEDランプ等を使って、頭や目の多様な動きや胴体にあるランプの色で表現しにくい複雑な感情を表してくれる。...
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独大手自動車部品・工具メーカーであるボッシュ社の社内ベンチャー企業である「メイフィールド・ロボティックス」社は、同社が開発・製造したロボット「Kuri」の出荷を開始した。
「Kuri」は人間との双方向のコミュニケーションは取れない(人間の言葉がしゃべれない)が、頭部に内蔵されたタッチセンサーや目の奥に搭載された高性能カメラ(解像度:1,080p)、胴体に内蔵されたLEDランプ等を使って、頭や目の多様な動きや胴体にあるランプの色で表現しにくい複雑な感情を表してくれる。
また、アマゾンのアレクサのように遠隔操作により、音楽を流したり本を読み聞かせたり家の中の様子を確認したり動画や写真を撮影したりしてくれる。
さらに、胴体下部には車輪がついておりかつ小型で強力なモーターにより床がフローリングでも絨毯の上でも移動することができる。
加えて、自ら移動しながら家の見取り図を学習し障害物を回避する等のマッピング機能を有している。
また、バッテリーが少なくなると自らバッテリーパッドを探して充電する自動充電機能もある。
「Kuri」の主な装備品と機能は以下のとおりである。
・タッチセンサー:頭部にあるタッチセンサーにより、頭を撫でたりすると上下左右に動かしてくれる。
・ハニーライト:胸部に内蔵されたLEDライトの多彩な色で感情表現をしてくれる。
・スピーカー:胴体下部に2個のスピーカーが内蔵されており、音楽を再生してくれる。
・プロセッサー:胴体中央に内蔵されたCPUにより顔認証や音声認証等を行なう。
尚、価格は799USドル(日本円で90,500円)である。
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米サムソンモーターズ、空飛ぶ3輪自動車2018年春に販売開始(12月21日)
米国オレゴン州に本拠を置くサムソンモーターズ社は、2018年春に空飛ぶ3輪自動車「スイッチブレード」のキット(自分で組み立てる方式)の販売を開始する。
「スイッチブレード」は2人乗りで、折りたたみ式の主翼と格納式の尾翼を装備しており、陸上では乗用車として空では飛行機として使用することができる。また、乗用車から飛行機への変換にかかる所要時間はわずか約3分である。
車としての最高時速は100マイル(160キロ)で、飛行機では最高時速200マイル(320キロ)で航行できる。...
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米国オレゴン州に本拠を置くサムソンモーターズ社は、2018年春に空飛ぶ3輪自動車「スイッチブレード」のキット(自分で組み立てる方式)の販売を開始する。
「スイッチブレード」は2人乗りで、折りたたみ式の主翼と格納式の尾翼を装備しており、陸上では乗用車として空では飛行機として使用することができる。また、乗用車から飛行機への変換にかかる所要時間はわずか約3分である。
車としての最高時速は100マイル(160キロ)で、飛行機では最高時速200マイル(320キロ)で航行できる。但し、ヘリコプターのように垂直方向への上昇・下降には対応していないので、飛行機として利用する場合は、公道ではなく飛行場から離陸しなければならない。
また、「スイッチブレード」は、190馬力の1.6リッターV4エンジンを搭載し、乗用車としては113リットルの燃料タンクを有しており、450マイル(720キロ)走行することができる。さらに、乗用車としては6.5秒で時速96キロの加速性能を有しており、最高時速200キロを出すことができる。
一方、「スイッチブレード」のサイズは、全長6.2メートル、全幅8.2メートル(折りたたみ時5.1メートル)である。また、ボディはカーボンファイバー製である。尚、販売価格は12万USドル(日本円で1,363万円)である。
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中国のEV新興企業、新型高級SUV「ES8」販売開始(12月20日)
中国・上海に本拠を置く電気自動車(EV)新興メーカーである「NIO」社は、新型SUV「ES8」の販売を開始した。
「NIO」は、中国のIT企業「百度」や「テンセント」等が出資して2014年に設立された。
また、「NIO」は創業してわずか2年でスーパ-カー「ES9」(1,340馬力、最高時速312キロ)を発売した今最も注目されている企業のひとつである。
さらに、同社は優秀な人材を世界中から集め、スマートフォンの最高ブランドである米アップル社のアイフォーンのような革新的製品をEV業界において実現することを目標にしている。...
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中国・上海に本拠を置く電気自動車(EV)新興メーカーである「NIO」社は、新型SUV「ES8」の販売を開始した。
「NIO」は、中国のIT企業「百度」や「テンセント」等が出資して2014年に設立された。
また、「NIO」は創業してわずか2年でスーパ-カー「ES9」(1,340馬力、最高時速312キロ)を発売した今最も注目されている企業のひとつである。
さらに、同社は優秀な人材を世界中から集め、スマートフォンの最高ブランドである米アップル社のアイフォーンのような革新的製品をEV業界において実現することを目標にしている。
「NIO」の幹部によると、2020年までに米国において完全自動運転車を発売する計画があるとのことである。
今回中国で発売する高級SUV「ES8」は、車体とシャーシはアルミ製、3列シートの7人乗りで最大出力644馬力、最大トルク840Nm(ニュートン・メーター)を実現した4輪駆動車である。
また、4.4秒で時速100キロに加速でき、航続距離は220マイル(355キロ)である。
さらに、自動駐車機能はもちろん、人工知能(AI)による最新の運転者補助システム「モービルアイ社のEYE Q4」を搭載している。
ところで、「モービルアイ社のEYE Q4」とは、車体回り360度の画像認識システムで、2019年に、前方の確認可能角度範囲75度、画素数1.3M(メガ)ピクセルの高精度な画像処理を目指している。
加えて、バッテリーは充電済のバッテリーと交換(作業時間:約3分間)することによりチャージすることも可能である。
尚、販売価格は、補助金抜きで44万8千元(日本円で766万円)からである。
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臨場感満点のVRゲーム用360度回転椅子「Roto VR Chair」間もなく発売(12月19日)
英国のバーチャル・リアリティ(VR:仮想現実)・オーグメンティッド・リアリティ(AR:拡張現実)関連製品製造企業である「Roto VR」は、VR(仮想現実)の映像に対応して椅子が360度自動で回転したり振動したりする「Roto VR Chair」をいよいよ2018年2月に販売を開始する。
「Roto VR Chair」は電動回転台の上に椅子本体が据え付けられており、利用者はVRヘッドマウントディスプレイを装着した状態のまま椅子に座ってゲームが楽しめる。...
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英国のバーチャル・リアリティ(VR:仮想現実)・オーグメンティッド・リアリティ(AR:拡張現実)関連製品製造企業である「Roto VR」は、VR(仮想現実)の映像に対応して椅子が360度自動で回転したり振動したりする「Roto VR Chair」をいよいよ2018年2月に販売を開始する。
「Roto VR Chair」は電動回転台の上に椅子本体が据え付けられており、利用者はVRヘッドマウントディスプレイを装着した状態のまま椅子に座ってゲームが楽しめる。
利用者が顔を向けた方向に椅子は自動で回転し、オプションのサウンドシェカー(椅子のおしり部分と背中部分に取り付ける振動パック)や足元のタッチペダルによって、臨場感がより増しゲームへの没入感は最高であり、また十分なVR体験を味わうことができる。
また、椅子のスタンド部分にはUSBポートが取り付けられており、どこのメーカー(Oculos Rift、PSVR、HTCVive等)のヘッドセットにも対応している。
さらに、オプションでケーブルを収納できる収納ラックを取り付けれることにより、VRヘッドセットのケーブルが絡まないように設計されている。
加えて、オプションで肘掛けにフロントテーブルを取り付け、その上にハンドコントローラーやキーボード等を取り付けることによりレースゲームやシューティングゲーム等を楽しむことができる。
一方、椅子のサイズは60X55X50センチで、回転台のサイズは70X70X35センチで、重さはそれぞれ15キロで、合計すると30キロの総重量となる。
尚、価格は基本タイプで999USドル(日本円で11万2,440円)、すべてのオプション込みで1,625USドル(日本円で18万2,890円)である。
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アップル、プロ向け「iMac Pro」販売開始(12月15日)
アップルは、12月14日、ワークステーションに匹敵する処理速度を実現したiMacシリーズの最新型デスクトップ「iMac Pro」のオンラインのよる購入申し込みを開始した。
「iMac Pro」は、ディスプレイには5K(5,120×2,880画素)の解像度に対応しており、約10億色をサポートする27インチRetina(高性能ディスプレイ)を採用し、鮮やかな画像を実現している。
また、CPUには次世代のインテルXeonプロセッサ(3.2GHz)を搭載(8コアを標準装備)し、最大18コア(2.3GHz)まで増設可能で最も負荷の高いプロの作業を処理できる仕様になっている。...
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アップルは、12月14日、ワークステーションに匹敵する処理速度を実現したiMacシリーズの最新型デスクトップ「iMac Pro」のオンラインのよる購入申し込みを開始した。
「iMac Pro」は、ディスプレイには5K(5,120×2,880画素)の解像度に対応しており、約10億色をサポートする27インチRetina(高性能ディスプレイ)を採用し、鮮やかな画像を実現している。
また、CPUには次世代のインテルXeonプロセッサ(3.2GHz)を搭載(8コアを標準装備)し、最大18コア(2.3GHz)まで増設可能で最も負荷の高いプロの作業を処理できる仕様になっている。
さらに、GPUにはAMD社の最新Radeon Pro Vega 56 HBM2 8GBを搭載し、これまでのアップル製品のなかで最も高度なグラフィックス機能を実現している。(オプションでRadeon Pro Vega 64 HBM2 16GBにアップグレード可能)
加えて、システム全体を再設計して、革新的なサーマルアーキテクチャ(高消費電力電子回路の冷却システム)により最大で80%冷却機能が向上している。
また、メモリーにはDDR4 ECC(メモリーエラーを検出し訂正することができる高性能なメモリー)32GBを、ストレージには1TB SSD(ソリッド・ステート・ドライブ:記憶装置)を標準装備している。
これらによって、バーチャルリアリティ(VR)のコンテンツ作成やリアルタイムの3Dレンダリング(3次元の情報から画像や音声等を生成すること)、最大22テラフロップス(1秒間に1兆回浮動小数点の演算を行なうことを表す処理能力の単位)のグラフィックス処理に対応することが可能になっている。
一方「iMac Pro」のサイズは横650ミリ、高さ516ミリ、奥行き203ミリで重さは9.7キロである。
尚、販売価格は最も基本的なタイプで4,999USドル(日本円で56万2,400円)、もっとも高性能なタイプで13,199USドル(日本円で148万4,900円)である。
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