今回は10話を待たずに9話(6話という短いものもあった)で終了するものもあり、慌ただしいクールであった。
さらにリオデジャネイロ五輪などの影響もありなかなか視聴率が上がらず苦戦する番組が多く、全体的には低調な印象があった。内容も玉石混合といった形で、この時期ではなくても数字は取れなかっただろうな・・・・というものもあったことは否めない。
7月-9月クールも終わり次のクールも楽しみなドラマが揃った。
数字不調の夏クールだったが面白い内容のドラマはそれなりの成果を上げている。
秋のドラマも楽しみたいと思う。
【タイトル】 神の舌を持つ男 総合評価
【放送局・放送曜日】TBS 金曜22時
【視聴率】最終回 4.8%
【総評】★★☆☆☆
堤幸彦×植田博樹 ケイゾク、SPECコンビがトリックを彷彿とするドラマで大暴れ!と期待したが不発に終わってしまった。キャスティングがかなり地味だったこと、小ネタのキレが悪かったこと
テーマでもある「舌で成分を分析する」ところが映像的にあまり気持ちの良いものではなかったことなどが敗因にあげられる。...
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【放送局・放送曜日】TBS 金曜22時
【視聴率】最終回 4.8%
【総評】★★☆☆☆
堤幸彦×植田博樹 ケイゾク、SPECコンビがトリックを彷彿とするドラマで大暴れ!と期待したが不発に終わってしまった。キャスティングがかなり地味だったこと、小ネタのキレが悪かったこと
テーマでもある「舌で成分を分析する」ところが映像的にあまり気持ちの良いものではなかったことなどが敗因にあげられる。
向井理、木村文乃、佐藤二朗、一人一人はいいのだがこの3人がまとまってもあまりプラスアルファがなかったような。
ちょっとした組み合わせの違いでまったく違った印象を持つことができたのではないだろうか。
また舌で味わって成分を分析するために舌の映像が大写しになるがいくらイケメンの向井理の舌でも他人の舌をじっくり画面で見させられるのは少々苦痛だった。これは意外な誤算だった。
変わった話のオンパレードだったがもう少し本格推理をいれた方がよかったかな・・・
相棒の最初のころのようなガッツリ謎解きな話をこのおかしなキャラクターで描いたらどうだったろうか。
低視聴率だったが映画化されるようで、ドラマと映画でひと組の作品なのだろうか。
広末涼子がミステリアスな役で出ていたがこちらも今ひとつグッと来なかった。
また他局の映画の放送とガッツリかぶる金曜22時はドラマにとっては厳しい枠だった。
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【タイトル】 せいせいするほど、愛してる 総合評価
【放送局・放送曜日】TBS 火曜22時
【視聴率】最終回9.1%
【総評】★★★★☆ (最終回に近づくにつれ盛り上がり半端ない)
漫画原作のベタ不倫ものだがなぜか爽やかな雰囲気に仕上がっていた。
恋愛ものはキャストが重要で誰もが認める美男美女・タッキー&武井咲は適役。
昔いくら可愛かったとしても今現在可愛くなければ恋愛ドラマの主演は張れない。
内容はせいせいするほどトコトン行ってしまう潔さ。...
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【放送局・放送曜日】TBS 火曜22時
【視聴率】最終回9.1%
【総評】★★★★☆ (最終回に近づくにつれ盛り上がり半端ない)
漫画原作のベタ不倫ものだがなぜか爽やかな雰囲気に仕上がっていた。
恋愛ものはキャストが重要で誰もが認める美男美女・タッキー&武井咲は適役。
昔いくら可愛かったとしても今現在可愛くなければ恋愛ドラマの主演は張れない。
内容はせいせいするほどトコトン行ってしまう潔さ。木南晴夏は素晴らしい。今期ドラマの助演女優賞を差し上げたい。木南演ずる妻が「このメス豚が」「この泥棒猫が」などの決まり文句で武井を追い詰めていく構成はさすが、「半沢直樹」の伊與田Pの面目躍如。硬派な企業ドラマで成功したノウハウを恋愛ドラマに持ってきて成功させてしまうこの手腕は半端ない。
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【タイトル】 仰げば尊し 総合評価
【放送局・放送曜日】TBS 日曜21時
【視聴率】最終回 12.2%
【総評】 ★★★☆☆
実話をもとにしたブラスバンド部の青春もの。教師がガンにかかりながらも吹奏楽コンクールで全国を目指す、病気ものの側面もある。泣く要素満載のドラマ。最初は不良生徒と心を通じ合わせるまでの物語、後半は力を合わせて目標に向かう青春モノ。ちょっとひとつひとつのエピソードが薄くて食い足りないが音楽の力と青春群像をうまく描くことで最終回は感動的なものとなった。...
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【放送局・放送曜日】TBS 日曜21時
【視聴率】最終回 12.2%
【総評】 ★★★☆☆
実話をもとにしたブラスバンド部の青春もの。教師がガンにかかりながらも吹奏楽コンクールで全国を目指す、病気ものの側面もある。泣く要素満載のドラマ。最初は不良生徒と心を通じ合わせるまでの物語、後半は力を合わせて目標に向かう青春モノ。ちょっとひとつひとつのエピソードが薄くて食い足りないが音楽の力と青春群像をうまく描くことで最終回は感動的なものとなった。不満は不良の描き方が新鮮味がなくよくありがちな描写に終わったこと。
もう少し個々の個性がでると良かった。登場人物がドラマ内で生きて来なかった。人数も多いので演出が難しいと思うが
見ていてブラスバンド部に愛着が沸くまでは行けなかった。
しかし最終回は涙涙だったので、ほぼ満足。ブラスバンド部だったことのある人はもっと感動しただろう。
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