今回は１０話を待たずに９話（６話という短いものもあった）で終了するものもあり、慌ただしいクールであった。

さらにリオデジャネイロ五輪などの影響もありなかなか視聴率が上がらず苦戦する番組が多く、全体的には低調な印象があった。内容も玉石混合といった形で、この時期ではなくても数字は取れなかっただろうな・・・・というものもあったことは否めない。

７月-９月クールも終わり次のクールも楽しみなドラマが揃った。
数字不調の夏クールだったが面白い内容のドラマはそれなりの成果を上げている。
秋のドラマも楽しみたいと思う。

【タイトル】　営業部長　吉良奈津子　総合評価

【放送局・放送曜日】フ　ジ　木曜２２時

【視聴率】最終回　6.9％

【総評】★★☆☆☆（最初の触れ込みの割には・・・）

松嶋菜々子を使った割には視聴率撃沈。話は予定調和な中にも働く母親の問題を浮き彫りにしようという意図は見えるものの空回り感がぬぐい去れなかった。
原田泰造演じる夫は子供っぽく、不倫エピソードも盛り上がり損ねた感じ。最終回に向けてのコンペの話も、こうなるだろうな・・・と予想できて特に見たくなる要素がなかったと感じた。...

【放送局・放送曜日】フ　ジ　木曜２２時

【視聴率】最終回　6.9％

【総評】★★☆☆☆（最初の触れ込みの割には・・・）

松嶋菜々子を使った割には視聴率撃沈。話は予定調和な中にも働く母親の問題を浮き彫りにしようという意図は見えるものの空回り感がぬぐい去れなかった。
原田泰造演じる夫は子供っぽく、不倫エピソードも盛り上がり損ねた感じ。最終回に向けてのコンペの話も、こうなるだろうな・・・と予想できて特に見たくなる要素がなかったと感じた。
吉良奈津子のワーキングマザーとしての奮闘をストレートに見せたほうが視聴者は共感したかもしれない。
色々な要素が多く、本質がぼやけた感じ。惜しい感じのドラマだった。

【タイトル】　家売るオンナ　総合評価

【放送局・放送曜日】日テレ　水曜２２時

【視聴率】最終回　13.0％

【総評】★★☆☆☆　（キャラ設定がちょっと無理やりだったかな・・・・）

北川景子演ずる主人公に仲村トオル、工藤阿須加が恋しているという設定。
どうしてもこれが不自然でならないまま最終回。
北川景子のキャラに血肉が通っているようには見えず（演者のせいではない。演出の方針）
こんなロボットみたいな女性のどこが好きなのか最後まで分からなかった。...

【放送局・放送曜日】日テレ　水曜２２時

【視聴率】最終回　13.0％

【総評】★★☆☆☆　（キャラ設定がちょっと無理やりだったかな・・・・）

北川景子演ずる主人公に仲村トオル、工藤阿須加が恋しているという設定。
どうしてもこれが不自然でならないまま最終回。
北川景子のキャラに血肉が通っているようには見えず（演者のせいではない。演出の方針）
こんなロボットみたいな女性のどこが好きなのか最後まで分からなかった。
際立つキャラクターと恋のエピソードを両立したかったのだろうが上手くいっていなかった。
不動産屋という設定もなかなか難しく、いい話に持っていくのは苦労があったと推測するが
ベテラン脚本家・大石静の手腕でまとまりを見せた。
終わり方はファンタジー風味だったが、上手く幕引きができていたと感じた。

【タイトル】　ＯＮ　異常犯罪捜査官・藤堂比奈子　総合評価

【放送局・放送曜日】フ　ジ　火曜２２時

【視聴率】最終回視聴率　7.1％

【総評】★★★☆☆　（内容はきっちり面白かったがグロイのはちょっと・・・）

最終回まで大きなテーマを持って物語をしっかり引っ張った。
俳優陣も役割をしっかり果たし、見ごたえある演技を見せた。
作品の特徴なので仕方ないのだがちょっとグロさが受け付けない回もあったので星を減らした。
映像的に残酷というのはそれほどでもないが内容的に青少年が被害にあったりするのは、もうちょっと深い時間帯でやって欲しいと感じた。...

【放送局・放送曜日】フ　ジ　火曜２２時

【視聴率】最終回視聴率　7.1％

【総評】★★★☆☆　（内容はきっちり面白かったがグロイのはちょっと・・・）

最終回まで大きなテーマを持って物語をしっかり引っ張った。
俳優陣も役割をしっかり果たし、見ごたえある演技を見せた。
作品の特徴なので仕方ないのだがちょっとグロさが受け付けない回もあったので星を減らした。
映像的に残酷というのはそれほどでもないが内容的に青少年が被害にあったりするのは、もうちょっと深い時間帯でやって欲しいと感じた。２２時台だと小学校高学年や中学生も目にする可能性がある。しかしそこを厳しくするとドラマは有料コンテンツとしてしか放映できなくなる矛盾もあり悩ましいところだ。内容的には波留演じるキャラクターの内面に迫っていく終盤は見ごたえがあった。

【タイトル】　好きな人がいること　総合評価

【放送局・放送曜日】フ　ジ　月曜２１時

【視聴率】最終回　8.4％

【総評】★★★☆☆　（微妙な内容だったがハマっていた人がいたので・・・）

桐谷美玲と山崎賢人の売れっ子コンビの恋愛もの。
山崎がツンデレキャラで桐谷があわてんぼうの天然キャラというのも新鮮味はないが逆に安心して見れた。桐谷美玲は前作「スミカすみれ」でおばあさんキャラが上手いな・・・と思ったが今回も若い役なのにおばあさんぽかった。...

【放送局・放送曜日】フ　ジ　月曜２１時

【視聴率】最終回　8.4％

【総評】★★★☆☆　（微妙な内容だったがハマっていた人がいたので・・・）

桐谷美玲と山崎賢人の売れっ子コンビの恋愛もの。
山崎がツンデレキャラで桐谷があわてんぼうの天然キャラというのも新鮮味はないが逆に安心して見れた。桐谷美玲は前作「スミカすみれ」でおばあさんキャラが上手いな・・・と思ったが今回も若い役なのにおばあさんぽかった。なんだ！これが素なのか。
でも好感度は群を抜いている。また山崎にハマる主婦、小学生が多くこれだけ露出していながら人気を保つのはすごいことだと素直に感じる。ロスになるほどハマっている人がいる反面、少々子供っぽい内容だったため評価は分かれた。
夏の月9はこれくらいの感じでいいのかも。次は少々重めのものが来るようだ。

【タイトル】　はじめまして、愛しています。　総合評価

【放送局・放送曜日】テレ朝　木曜２１時

【視聴率】最終回　11.6％　

【総評】★★★★★　（涙と感動の作品。今季ナンバーワン）

特別養子縁組という地味なテーマを扱いながら製作陣が真摯に取り組んだことが最終回の視聴率につながった。
途中も山あり谷有りの展開で見るものを引きつけ、最終回に衝撃の事実となぜ実母が子どもを虐待していたのか謎が解けるという盛りだくさんの展開。最終回に向け視聴率が上がっていったのは素晴らしい。...

【放送局・放送曜日】テレ朝　木曜２１時

【視聴率】最終回　11.6％　

【総評】★★★★★　（涙と感動の作品。今季ナンバーワン）

特別養子縁組という地味なテーマを扱いながら製作陣が真摯に取り組んだことが最終回の視聴率につながった。
途中も山あり谷有りの展開で見るものを引きつけ、最終回に衝撃の事実となぜ実母が子どもを虐待していたのか謎が解けるという盛りだくさんの展開。最終回に向け視聴率が上がっていったのは素晴らしい。
とにかく尾野真千子の演技が出色で、今季主演女優賞を差し上げたい。好き嫌いはあると思うが遊川和彦氏の脚本は
辛口だが心に残るものだったと思う。

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