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2024年05月09日(木)
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【ウクライナ情勢】
米国高官“ロシアの大規模侵攻・完全に準備”（2月24日）
緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、米国国防総省の高官はウクライナの国境周辺に集結するロシア軍の部隊について、大規模な侵攻を行うための準備が完全にできていると述べ、大規模な軍事侵攻がいつ始まってもおかしくないというい方を示し強い警戒感を示した。
ウクライナ全土に非常事態宣言（2月24日）
ウクライナ政府は２３日、ゼレンスキー大統領などが出席して国家安全保障国防会議を開催した。記者会見したダニロフ書記は、ロシアによる軍事侵攻の脅威が高まっているとして、すでに非常事態宣言を出している東部の２つの州だけでなく、全土で非常事態宣言を出す方針を明らかにした。
また、ウクライナ軍は１８歳から６０歳の市民を対象に、予備役の招集を始めたと発表。軍事侵攻への備えを一段と強化している。 ロシア外務省は米国のバイデン大統領がロシアの金融機関などに制裁を科すと発表したことに対し、“制裁の効果はない”とけん制した。...
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ウクライナ外相“強い危機感”背景にロシア大統領（2月24日）
２３日、国連総会で演説したウクライナのクレバ外相は「私たちはいま第２次世界大戦以降、ヨーロッパ最大の安全保障上の危機にある。国連と国際社会による迅速で断固とした行動が必要だ」と述べ、現状に強い危機感を示した。
背景にあるのがロシアのプーチン大統領の動き。ウクライナ東部で親ロシア派が事実上支配する地域の独立を一方的に承認。平和維持の名目で軍の部隊を送る構えを見せている。２３日、国民向けに動画のメッセージを出したプーチン大統領。...
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米国国務長官“ロシア外相との会談できない”（2月23日）
緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、米国のブリンケン国務長官はワシントンで記者会見を行い、ロシア側の動きについ“すでに侵攻が始まっている”と強く非難し、今月２４日にスイスで開催が予定されていたロシアのラブロフ外相との会談を行うことはできないことをロシア側に明らかにした。
ブリンケン長官は会談について、あくまでもロシアによるウクライナへの軍事侵攻がないことが前提条件だとしていた。米国・バイデン大統領とロシア・プーチン大統領の首脳会談の時期も不透明となっている。 ロシア・ウクライナ東部に軍部隊送る準備（2月23日）
緊張が高まるウクライナ情勢をめぐって、ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部の親ロシア派が事実上支配する地域を一方的に独立国家として承認する大統領令に署名し、平和維持の名目で軍の部隊を送る準備を整えた。
モスクワのクレムリンで記者会見したプーチンは停戦合意について正当化した。その上で、独立承認した地域の範囲について親ロシア派が定めた憲法に基づくとして支配地域より広い範囲で捉えていることを示唆した。...
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