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2024年05月09日(木)
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【ウクライナ情勢】
「ＳＷＩＦＴ」からロシアの銀行締め出しへ（2月27日）
米国とヨーロッパ各国は、「ＳＷＩＦＴ」と呼ばれる国際決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置を実行することで合意したと発表した。
ウクライナに軍事侵攻したロシアに対し、最も厳しい措置のひとつとされる経済制裁に踏み切ることになる。 暗礁に乗り上げた戦後国際秩序（2月26日）
ロシアがウクライナに一方的に全面戦争をしかけたことによって、１９４５年以来８０年近くに及んだ戦後国際秩序は暗礁に乗り上げてしまった。
専制国家・ロシアの暴走に対し米国、欧州、日本は経済的な返り血を浴びることを気にし、ロシアに対し効果的な制裁は何ら打てなかったどころか、むしろ国際社会の無力さ、民主国家陣営の弱さを際立たせてしまった。 特に悔やまれるのは天下の宝刀・ＳＷＩＦＴからのロシアの遮断も躊躇してしまい、できなかったことである。...
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ゼレンスキー大統領“首都キエフへの侵攻迫っている”抵抗呼びかけ（2月26日）
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領は２５日声明を発表し、首都キエフへの侵攻が迫っているとして、国民に対して改めて抵抗を呼びかけた。
一方、ロシアのプーチン政権は、ウクライナの非軍事化と中立化を条件に話し合いに応じる姿勢を示し、揺さぶりを強めているが、これについてウクライナの大統領報道官は「ウクライナは停戦と和平について話し合う用意がある。われわれはロシアの大統領の提案に同意した」として、ロシア側と調整していることを明らかにした。...
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日本の海運会社所有・貨物船が砲撃受ける（2月26日）
ウクライナ国防省はフェイスブックで、黒海で日本の会社が所有するパナマ船籍の貨物船「ＮＡＭＵＲＡ ＱＵＥＥＮ」が砲撃を受けたと明らかにした。
ロイター通信によると、船尾にロシア軍のミサイルが直撃し火災が発生したとのこと。所有する愛媛県今治市の海運会社によると、日本時間の昨夜８時ごろ、船の管理会社からミサイルの被害を受けたと連絡が入ったとのこと。 貨物船は穀物を積むためにオデッサ港の沖にいたが、現在は自力でトルコに向けて航行しているとのこと。国土交通省は被害の詳細について確認を進めている。 国連安保理・ロシア軍の即時撤退などを求める決議案・否決（2月26日）
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、国連の安全保障理事会ではロシア軍の即時撤退などを求める決議案が採決にかけられた。
決議案はロシアの軍事侵攻に強い懸念を示したうえで、ウクライナの主権と領土の一体性を改めて確認し、ロシアに対して軍の即時撤退を求めている。採決の結果、理事国１５か国のうち１１か国が賛成し、中国、インド、ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）は棄権したが、議長国で常任理事国のロシアが拒否権を行使し決議案は否決された。...
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