10/20 TBS「マツコの知らない世界」 (第2回)
「マツコの知らない世界」。新しく流行しそうな食べ物やイベントなどをマツコに試食や、体験してもらう。マツコのリアクションはそのままエンターテイメントになるが、市場関係者にとっては芸能界のご意見番にお墨付きを与えてもらえるというメリットもありそうだ。もちろんケチョンケチョンに酷評された時にはデメリットになるかもしれないが。
今回はブームになっているホットサンドの世界をマツコに体験してもらうという企画。大林宣彦監督の娘でホットサンド倶楽部の部長である大林千茱萸がホットサンドの世界をマツコにプレゼンした。
ホットサンドのイメージとはかけ離れている肉じゃが、麻婆豆腐、おでのホットサンドを大林千茱萸がスタジオで作り試食した。
マツコの反応は肉じゃがは「おいしい」、麻婆豆腐は「普通においしい」、おでんは「まずくはない」との反応だった。
だが、マツコの表情まで反応に含めると全体的に反応はいまいちの雰囲気。
そこで番組では最後にマツコと相性が悪いとされる高級住宅街、二子玉川にある高島屋店「パパスカフェ」のホットサンド「ハニーマスタードチキン」、をマツコに試食してもらうためにスタジオに用意した。...
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「マツコの知らない世界」。新しく流行しそうな食べ物やイベントなどをマツコに試食や、体験してもらう。マツコのリアクションはそのままエンターテイメントになるが、市場関係者にとっては芸能界のご意見番にお墨付きを与えてもらえるというメリットもありそうだ。もちろんケチョンケチョンに酷評された時にはデメリットになるかもしれないが。
今回はブームになっているホットサンドの世界をマツコに体験してもらうという企画。大林宣彦監督の娘でホットサンド倶楽部の部長である大林千茱萸がホットサンドの世界をマツコにプレゼンした。
ホットサンドのイメージとはかけ離れている肉じゃが、麻婆豆腐、おでのホットサンドを大林千茱萸がスタジオで作り試食した。
マツコの反応は肉じゃがは「おいしい」、麻婆豆腐は「普通においしい」、おでんは「まずくはない」との反応だった。
だが、マツコの表情まで反応に含めると全体的に反応はいまいちの雰囲気。
そこで番組では最後にマツコと相性が悪いとされる高級住宅街、二子玉川にある高島屋店「パパスカフェ」のホットサンド「ハニーマスタードチキン」、をマツコに試食してもらうためにスタジオに用意した。
食べる前にいかに自分が二子玉川の住人から嫌われているかのエピソードを語るマツコ。
いよいよ試食の時がきた。
食べた瞬間、マツコは「何、ウマいー、これ!」と叫び、「“皆さんが二子玉、二子玉”言うのが分らないでもなくなった。こういうものを昼間から食べてるのよね、あの人達は”」「今年食ったモノの中で一番ウマかったかも」と絶賛しホットサンドに関しては二子玉に白旗を上げるというオチになった。
この回を見て、単なる情報番組には終わらせず、自分のドラマも強引に番組内にはめ込んでしまうあたりもマツコ人気の秘密かもしれないと強く感じた。
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10/17 日テレ「マツコ会議」 (第1回)
マツコのアンドロイドを登場させ、マツコ本人とからませた「マツコとマツコ」の後継番組。ちょっと気になる話題の場所を中継でつなぎ、その知られざる実態を関係者たちへ聞き込み、ネット調査などから明らかにしていくというプロセスの中で、マツコが一番気になった1人のVTRを作るというのが番組のコンセプト。
今回はマツコが普段、絶対に行かないであろう渋谷109の8階にある一風変わったカフェSBYを取材。なんでもここが渋谷の流行発信基地なのだという。
番組はまず、SBY内のタピオカショップで働くアディダス大好き人間の自称“アディ男”を紹介。本人いわく“ギャルサー(ギャルのサークル)を仕切る自分が渋谷を仕切っている”のだという。アディ男の最近の心配事は渋谷に来るギャルが減ってしまっていること。
たしかにアディ男が心配するように渋谷駅の1日あたりの乗降客数は7年間で約7万人減少しているというデータもある。渋谷に来るギャルの減少を食い止めるためにどうしたらいいかをアディ男に問うたところ、“ラウンドワンのようなものを作ればいい”との返答。
さらに番組ではSBYに遊びに来ていた女子高生を取材。...
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マツコのアンドロイドを登場させ、マツコ本人とからませた「マツコとマツコ」の後継番組。ちょっと気になる話題の場所を中継でつなぎ、その知られざる実態を関係者たちへ聞き込み、ネット調査などから明らかにしていくというプロセスの中で、マツコが一番気になった1人のVTRを作るというのが番組のコンセプト。
今回はマツコが普段、絶対に行かないであろう渋谷109の8階にある一風変わったカフェSBYを取材。なんでもここが渋谷の流行発信基地なのだという。
番組はまず、SBY内のタピオカショップで働くアディダス大好き人間の自称“アディ男”を紹介。本人いわく“ギャルサー(ギャルのサークル)を仕切る自分が渋谷を仕切っている”のだという。アディ男の最近の心配事は渋谷に来るギャルが減ってしまっていること。
たしかにアディ男が心配するように渋谷駅の1日あたりの乗降客数は7年間で約7万人減少しているというデータもある。渋谷に来るギャルの減少を食い止めるためにどうしたらいいかをアディ男に問うたところ、“ラウンドワンのようなものを作ればいい”との返答。
さらに番組ではSBYに遊びに来ていた女子高生を取材。女子高生に大人気のファッション雑誌「Ranzuki」専属モデルの「ちぃぽぽ」を紹介。彼女のプロデュースする商品がSBYで売られており、多くの女子高生がそれを目当てにSBYにやってくるのだという。
続いてSBYに買い物に来ていたちょんまげ姿の男性を取材。「笑っていいとも」出演を機にこの男性、2年間ちょんまげ姿を貫き通しているのだという。普段は居酒屋の店長と植木屋をやっており、アディ男の友達なのだという。
加えて、SBYに買い物に来ていた日焼けサロン勤務のヤマンバギャル(19)を取材。ちょんまげ男とは渋谷における先輩、後輩の関係なのだという。素顔は普通なのになぜ派手なメイクをするのか問うたところ、“普通が嫌いだからしている”とのこと。
こうした個性的な人々の中から今回、マツコはアディ男のVTRを作ることを決定した。そのVTRはテレビではオンエアせずにあくまで番組HPのみで流すのだという。ネットとテレビをつなぐなかなか実験的な番組である。
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