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本田圭佑の新天地はメキシコ!・再起へ向けて(7月16日)
おそらく殆どのサッカーファンが予想しなかった結果だったろう。去就が注目を集めていた日本代表・本田圭佑が、移籍先をメキシコの名門・パチューカと発表した。本田は自身のツイッターで契約書にサインする動画を公開、「ちょうどメキシコのパチューカと契約しました。ファンの皆さんに早く会いたい」と投稿した。
3年半在籍したセリエA・ミランを退団。本田の移籍先として、これまで様々な憶測が流れていた。近年、豊富な資金力で世界各国の代表選手を獲得している中国サッカー・スーパーリーグ。...
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おそらく殆どのサッカーファンが予想しなかった結果だったろう。去就が注目を集めていた日本代表・本田圭佑が、移籍先をメキシコの名門・パチューカと発表した。本田は自身のツイッターで契約書にサインする動画を公開、「ちょうどメキシコのパチューカと契約しました。ファンの皆さんに早く会いたい」と投稿した。
3年半在籍したセリエA・ミランを退団。本田の移籍先として、これまで様々な憶測が流れていた。近年、豊富な資金力で世界各国の代表選手を獲得している中国サッカー・スーパーリーグ。ビッグネームが次々に参戦して4大メジャースポーツに迫るほど人気急上昇中の、アメリカ・メジャーサッカーリーグ。さらにトルコプロサッカーリーグの名門・ガラタサライや、Jリーグへの10年ぶり復帰の可能性なども噂されたなかでの意外な決断だった。
果たして、メキシコのサッカーリーグ・リーガMXとはどのようなリーグなのか?メキシコでの最上位リーグであり、そのレベルは北中米カリブ海地域でトップクラスを誇るといってよいだろう。CONCACAFチャンピオンズリーグに所属しており、世界クラブW杯へも度々出場してきた。鹿島アントラーズの快進撃で話題を呼んだ昨年の大会では、リーガMXのクラブ・アメリカが4位に輝いている。パチューカは16-17シーズンのCONCACAFチャンピオンズリーグで優勝しており、次回の世界クラブW杯への出場が決まっている。そこで本田の雄姿を見ることができるかもしれない。
先月31歳になったばかりの本田。自身4か国目となる海外リーグ挑戦だ。活躍を祈りたい。
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鶴竜に続き稀勢の里も…横綱連続休場で正念場(7月15日)
17年ぶりの4横綱時代の到来。そして新大関の誕生で大盛況となっていた名古屋場所に緊急事態だ。4日目に前日の取組で右足を痛めた横綱・鶴竜が休場したのに続き、稀勢の里も左足首を負傷。連日の横綱休場となり、大関・照ノ富士を合わせて上位陣が三人も序盤戦で姿を消すことになった。
鶴竜の休場は横綱昇進後で通算六回目となる。師匠の井筒親方は「次に出るときは前半戦で連敗ならしっかりと決断をしないといけない」と、進退をかける可能性にまで言及した。...
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17年ぶりの4横綱時代の到来。そして新大関の誕生で大盛況となっていた名古屋場所に緊急事態だ。4日目に前日の取組で右足を痛めた横綱・鶴竜が休場したのに続き、稀勢の里も左足首を負傷。連日の横綱休場となり、大関・照ノ富士を合わせて上位陣が三人も序盤戦で姿を消すことになった。
鶴竜の休場は横綱昇進後で通算六回目となる。師匠の井筒親方は「次に出るときは前半戦で連敗ならしっかりと決断をしないといけない」と、進退をかける可能性にまで言及した。
稀勢の里は春場所で受けた左腕の故障が不安視されるなかの強行出場だったが、今度は下半身の負傷。「相撲では悪いところをかばうと、別の場所を怪我することがあるもの」という5日目中継のゲスト解説・北の富士氏の言葉の通りの結果となってしまった。本人は得意の左四つが十分に使えないなかでも、右回しを取りに行く相撲でここまで凌いできたが、その軸となる左足を損傷したことは致命的だったのかもしれない。人一倍、綱の責任を果たすことに傾注してきた稀勢の里には、大きな葛藤があったようだが、止むを得ない苦渋の決断であったろう。
診断では関節靭帯損傷で、全治3週間とのことで、九月の秋場所の出場にも慎重な判断が求められる。“土俵の鬼”の異名をとった初代・若乃花の「土俵の怪我は土俵の砂で治す」という名言は有名だ。しかし、いまの稀勢の里に必要なのは静養ではないか。大関時代、安定した成績を挙げながら、ここ一番での重圧には脆かった。肉体の損傷だけでなく、メンタル面の疲弊を回復させることも復活への近道のように思われる。
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もう一つの夢の球宴・フレッシュオールスター(7月14日)
日本プロ野球界の登龍門であるフレッシュオールスターゲームが13日、開催された。試合はともに投手陣が好投し、史上初めて0-0のスコアレスドローという珍しい結果となった。
今年の開催地はパ・リーグファンには懐かしい静岡草薙球場。かつてシーズン終了後恒例の「パ・リーグ東西対抗戦」の舞台になったスタジアムだ。東西対抗戦はパ6球団が東西に分かれて戦うオールスターゲームとして親しまれてきた。06年にその歴史を閉じたが、今回11年ぶりに夢の球宴の舞台として選ばれた形だ。...
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日本プロ野球界の登龍門であるフレッシュオールスターゲームが13日、開催された。試合はともに投手陣が好投し、史上初めて0-0のスコアレスドローという珍しい結果となった。
今年の開催地はパ・リーグファンには懐かしい静岡草薙球場。かつてシーズン終了後恒例の「パ・リーグ東西対抗戦」の舞台になったスタジアムだ。東西対抗戦はパ6球団が東西に分かれて戦うオールスターゲームとして親しまれてきた。06年にその歴史を閉じたが、今回11年ぶりに夢の球宴の舞台として選ばれた形だ。
話をフレッシュオールスターに戻すと、この大会は1993年までは、「ジュニアオールスターゲーム」の名前で呼ばれていた。ファーム(二軍)のリーグであるイースタンリーグとウエスタンリーグがそれぞれ6球団ごとに分かれて、試合を行う。一軍のオールスターとの大きな違いはファン投票がなく、監督らが出場選手を選出することだ。かつては鈴木一朗時代のイチローが出場し、MVPを獲得したこともあった。
現在ファームのリーグは近鉄が消滅し、楽天球団が誕生したために「東(イースタン)」7球団、「西(ウエスタン)」5球団とともに奇数のシーム構成になっている。そのためリーグ戦に余りのチームが出るので、試合に出られない選手たちのための混成チーム「フューチャーズ」が結成され、試合を行っている。また、近年育成選手枠を活用して、「3軍」を置く球団も増えてきた。3軍チームと独立リーグや社会人との交流試合が積極的に行われ、ソフトバンクのように育成から選手を育て上げる成功例も多い。今後益々ファームの重要性は高まることだろう。
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3連続“ジャイキリ“!天皇杯快進撃の筑波大学(7月13日)
いわゆるネットスラングだがサッカー中継に関して「BS劇場」という呼称がある。NHK-BSで中継される試合に劇的な展開が起きることが多いことからその用語が使われるようになった。2004年の天皇杯で当時JFLのザスパ草津がJ王者・横浜マリノスを延長戦の末破った大番狂わせの試合中継がその走りだという。その意味で今夜は正に至極の劇場であったろう。
サッカー天皇杯は3回戦に突入し、各地で激闘が繰り広げられた。...
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いわゆるネットスラングだがサッカー中継に関して「BS劇場」という呼称がある。NHK-BSで中継される試合に劇的な展開が起きることが多いことからその用語が使われるようになった。2004年の天皇杯で当時JFLのザスパ草津がJ王者・横浜マリノスを延長戦の末破った大番狂わせの試合中継がその走りだという。その意味で今夜は正に至極の劇場であったろう。
サッカー天皇杯は3回戦に突入し、各地で激闘が繰り広げられた。天候も荒れ気味で一部の地域では雨中の戦いとなったが、ケーズデンキスタジアム水戸での注目の一戦も時折雨足の強まるなか行われた。2回戦では国立大学で初めてJ1のチームを撃破した筑波大学。対するは大学OBの井原正巳監督率いるJ2のアビスパ福岡だ。試合は前半からのびのびプレーする筑波大学に対し、アビスパはなかなか自分たちのサッカーができない。0-0のまま迎えた後半はようやくアビスパらしさが出てきたが、イラついたアビスパのFW・ポッピがラフプレーで警告を受けるなど明らかに焦りが見えた。後半24分に筑波のFW中野誠也が先制弾を決め均衡を破ると、10分後に再び中野が頭で押し込み2-0。アビスパは必死の反撃を見せ、44分に1点を返したものの、1-2で敗れた。「この次の試合があるってことは本当に自分たちにとっては光栄なことなので、また良い準備をして戦いたいなと思います」と中野は決意を語った。
この日バス5台の大応援団で水戸まで乗り込んで来た筑波大学。1回戦のJ3チームから始まりこれで3チーム連続のJクラブ撃破。現在、関東大学リーグで首位の実力を如何なく発揮した。この進撃、一体どこまで続くだろうか?
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東京五輪へ・侍ジャパン監督候補に稲葉篤紀氏(7月12日)
今月7日から羽田空港内のディスカバリーミュージアムで「~1964 年から 2020 年東京オリンピック・パラリンピックへ~未未来をつなぐレガシー展」が開催されている。この企画展では、当時のニュース映像や貴重な歴史資料などを展示し、野球・ソフトボールなど2020年の東京オリンピックで決定した5つの追加競技についての特別コーナーが設けられている。
久々に五輪の舞台に復帰する野球とソフトボール。そのうち野球については、WBC2017終了後に小久保裕紀樹監督が辞意を表明して以降、代表監督の人選が進められている。...
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今月7日から羽田空港内のディスカバリーミュージアムで「~1964 年から 2020 年東京オリンピック・パラリンピックへ~未未来をつなぐレガシー展」が開催されている。この企画展では、当時のニュース映像や貴重な歴史資料などを展示し、野球・ソフトボールなど2020年の東京オリンピックで決定した5つの追加競技についての特別コーナーが設けられている。
久々に五輪の舞台に復帰する野球とソフトボール。そのうち野球については、WBC2017終了後に小久保裕紀樹監督が辞意を表明して以降、代表監督の人選が進められている。ここで名前が急浮上してきたのが、現在侍ジャパンで打撃コーチを務める稲葉篤紀氏だ。
稲葉氏は現役時代ヤクルトスワローズ、日本ハムファイターズで合計20年間活躍。日本一を2度経験し、ベストナインとゴールデングラブ賞を合計10度獲得した名野手である。通算2167安打を記録し、代表選手としても北京オリンピックに出場したほか、WBCにも選手・コーチとして3度の経験を誇る。実績・経験ともに申し分ない人材と言えよう。本人も前向きとの報道もあり、監督就任が有力視される。
セ・リーグ、パ・リーグでそれぞれ10年プレーした経験があり、日本のプロ野球を知り尽くしている稲葉氏。また、現役引退後はファイターズのスポーツ・コミュニティ・オフィサーとして、地元北海道での社会貢献活動に従事してきた。もし、監督に正式決定すれば、チーム強化のみならず、五輪競技の大きな課題である“社会への幅広い普及”に対しても、期待が持てるだろう。続報を待ちたい。
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