更新を終了しています
3連休中の日本選手権・あなたはどれを見る?(1月8日)
日本列島が好天に恵まれた3連休。各地で選手権決勝が行われ、熱戦が繰り広げられた。7日はTV各局も試合を生中継。午後2時からは3競技の決勝戦が放送され、スポーツファンにとっては、どのチャンネルに合わせるべきか悩ましいところだったのではないだろうか。
まずNHK総合では、秩父宮ラグビー場のラグビー大学選手権決勝がOA。8連覇中の王者・帝京は試合序盤8分にイエローカードで退場処分者を出し、10分間14人で戦わざるを得ない思わぬ事態に陥る。...
全部読む
日本列島が好天に恵まれた3連休。各地で選手権決勝が行われ、熱戦が繰り広げられた。7日はTV各局も試合を生中継。午後2時からは3競技の決勝戦が放送され、スポーツファンにとっては、どのチャンネルに合わせるべきか悩ましいところだったのではないだろうか。
まずNHK総合では、秩父宮ラグビー場のラグビー大学選手権決勝がOA。8連覇中の王者・帝京は試合序盤8分にイエローカードで退場処分者を出し、10分間14人で戦わざるを得ない思わぬ事態に陥る。前半終了時点では21年ぶりの優勝を狙う明治に、10点もの差をつけられてしまった。しかし、後半に入るといよいよ帝京が“速攻&堅守”の本領を発揮。後半20分過ぎに逆転に成功すると、帝京は21-20で逃げ切り、前人未到の9連覇を達成した。
同時刻、バスケットボールの天皇杯と皇后杯決勝戦が、さいたまスーパーアリーナで行われていた。Eテレで中継された天皇杯は、千葉ジェッツとシーホース三河の一戦。前回王者・千葉は足のけがでエース富樫を欠く苦しい戦いだったが、89-75で三河を下し連覇を達成した。一方の女子・皇后杯決勝では、JX-ENEOSとデンソーが激突。圧倒的な強さを見せたJX-ENEOSが大会5連覇を果たしている。
また、TBSで放送された全日本高校女子サッカー選手権決勝(神戸)では藤枝順心が2大会ぶりの優勝を飾った。この日は4時からフジでも春高バレーボールの録画中継があり、男女とも8日の決勝戦進出校が決まっている。日テレの全国高校サッカー決勝も控えており、2日連続でテレビの前から離れられなくなりそうだ。
閉じる
箱根駅伝が最高視聴率・2018年のスポーツ中継は(1月6日)
2018年も仕事始めとなり本格的に始動。年末年始にはボクシングやサッカーなどスポーツ中継をTV観戦された方も多かったことだろう。すっかり年明けの風物詩となった箱根駅伝では復路で逆転した青山学院大学が4連覇を達成。東洋大学が4年ぶりの優勝を果たした初日の往路では、関東地区の平均視聴率は29・4%と、1987年の完全中継以降で最高を記録した。
“天下の険”を越え、217kmもの長丁場を駆ける箱根駅伝は、選手たちだけでなく中継するTV局にとっても大変な難所であった。...
全部読む
2018年も仕事始めとなり本格的に始動。年末年始にはボクシングやサッカーなどスポーツ中継をTV観戦された方も多かったことだろう。すっかり年明けの風物詩となった箱根駅伝では復路で逆転した青山学院大学が4連覇を達成。東洋大学が4年ぶりの優勝を果たした初日の往路では、関東地区の平均視聴率は29・4%と、1987年の完全中継以降で最高を記録した。
“天下の険”を越え、217kmもの長丁場を駆ける箱根駅伝は、選手たちだけでなく中継するTV局にとっても大変な難所であった。1983年にテレビ東京が10区のみの中継を実施。その4年後に日本テレビが全区間の完全生中継を成功させたことは、スポーツ中継に革命を起こしたといっても過言ではない。当初は技術的な問題だけでなく、関東の大学だけのローカルな大会に過ぎない箱根駅伝が、どれ程スポンサーがつくのか疑問視する声も強かったという。それがいまや完全に日本のお正月の定番と化したのは、ドラマティックなレース展開だけでなく、日本テレビスタッフの周到な取材による豊富な解説もあってのことだった。選手にまつわる諸々のエピソードをはじめとした“資料読み“とも評される日テレ独自の実況スタイルは箱根駅伝とともに進化続けてきたといえる。6年後の100回記念大会を機に全国の大学からの参加も検討されている箱根駅伝。今後視聴率の数字もさらに伸びていくかもしれない。
冬季五輪&サッカーW杯とスポーツのビッグイヤーとなる本年。ライブストリーミングやオンデマンドのネット配信の普及に伴い、若者のTV離れも囁かれるが、“紅白超え“の高視聴率のスポーツ中継が生まれるか注目したいところだ。
閉じる
<速報>青山学院・大会新記録で優勝(1月3日)
第94回箱根駅伝で、青山学院大学が大会新記録の10時間57分39秒で4年連続4回目の総合優勝を果たした。4連覇は史上6校目。
往路では東洋大学が優勝。復路では青山学院大学は36秒遅れてスタートしたが、6区(復路の最初のランナー)15km過ぎに小野田が今西を抜き青山学院大学が首位を交代した。そのまま、青山学院大学は首位をキープしたままゴールした。
2位の東洋大学も11時間2分31秒で、大会記録11時間4分10秒を切る記録だった。
スポーツハイライト2017(振り返り・後半)(12月30日)
12日に行われた報知新聞社制定「報知プロスポーツ大賞」授賞式。大賞に選ばれたのは最多勝・沢村賞などに輝いたジャイアンツの菅野智之ら5名だった。菅野はこの受賞も含め合計“8冠“を獲得したことになる。
大賞受賞者のうち2名はゴルフ界からの選出だ(松山英樹・鈴木愛)。鈴木は日本人選手4年ぶりの賞金女王に輝いた。今シーズンの彼女の飛躍には2月の米ツアーで観戦した松山英樹のショットから影響を受けた部分が大きかったという。...
全部読む
12日に行われた報知新聞社制定「報知プロスポーツ大賞」授賞式。大賞に選ばれたのは最多勝・沢村賞などに輝いたジャイアンツの菅野智之ら5名だった。菅野はこの受賞も含め合計“8冠“を獲得したことになる。
大賞受賞者のうち2名はゴルフ界からの選出だ(松山英樹・鈴木愛)。鈴木は日本人選手4年ぶりの賞金女王に輝いた。今シーズンの彼女の飛躍には2月の米ツアーで観戦した松山英樹のショットから影響を受けた部分が大きかったという。その松山は8月のブリヂストン招待選手権で世界ゴルフ選手権2勝目を達成。世界ランクを日本人歴代最高位となる2位にまで上げた。11月の米国・トランプ大統領訪日時には、日米首脳とラウンドを回るという大役も。来春26歳の松山。メジャー初制覇に向けて手応えを感じた充実のシーズンであったことだろう。
ウインタースポーツからも多くのアスリートの活躍が聞かれた一年だった。11月に発表された「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」では、スケート競技から3つもの受賞が生まれた。フィギュアスケート世界選手権で2度目の金メダルの羽生結弦。スピードスケートW杯第1戦で世界新記録を樹立した女子パシュート日本代表。そしてW杯15連覇を含む国内外で24連勝中の女子短距離エース・小平奈緒と、三者とも世界を舞台に立派な活躍を見せてくれた。また、スキージャンプで歴代最多に並ぶ通算53勝に到達した高梨沙羅もビッグスポーツ特別賞を受賞した。まさにいま、スピードスケートとスキー競技では来年2月開幕の平昌五輪に向けて最後の選考が行われているところだ。アスリートたちの2018年のさらなる飛躍に期待したい。
閉じる
スポーツハイライト2017(振り返り・前半)(12月29日)
2017年も残り3日となり年越しの準備に入られている方も多いことだろう。思えば今年のスポーツ界も話題豊富な一年であったが、12月に毎年恒例の各賞も発表されている。今年最後に今日と明日の2回にわたり、受賞者の顔ぶれを紹介するとともに今年のスポーツシーンを振り返ってみたい。
日本プロスポーツ協会が制定する「日本プロスポーツ大賞」は半世紀の歴史を誇る国内でも最も権威のある賞の一つ。その記念すべき50回目の対象に輝いたのはプロ野球の福岡ソフトバンクホークスだった。...
全部読む
2017年も残り3日となり年越しの準備に入られている方も多いことだろう。思えば今年のスポーツ界も話題豊富な一年であったが、12月に毎年恒例の各賞も発表されている。今年最後に今日と明日の2回にわたり、受賞者の顔ぶれを紹介するとともに今年のスポーツシーンを振り返ってみたい。
日本プロスポーツ協会が制定する「日本プロスポーツ大賞」は半世紀の歴史を誇る国内でも最も権威のある賞の一つ。その記念すべき50回目の対象に輝いたのはプロ野球の福岡ソフトバンクホークスだった。シーズンを94勝の圧倒的な強さで勝ち抜け、日本シリーズも制覇して二年ぶりの日本一。交流戦も最多となる5回目の優勝を果たした。その最強鷹軍団の絶対的守護神を務めたデニス・サファテは殊勲賞に選ばれた。シーズン54セーブはNPBの歴史に偉大な足跡として末永く刻まれることだろう。
同じく殊勲賞の栄誉に浴したのはボクシングの村田諒太。物議を醸した判定負けから5か月。エンダムとの再戦で7回TKOとリベンジを果たし、日本ボクシング史上2人目の世界ミドル級王者となった。8月にはバンタム級の山中慎介が13度目の防衛に失敗というショッキングな出来事もあったが、明るいニュースとなった。
一方、読売新聞社制定の第67回日本スポーツ賞では、陸上の桐生祥秀が大賞に選ばれた。9月9日に日本人初の100m走9秒台に到達。8月の世界陸上でも4×100mリレーメンバーとして銅メダルに輝くなど結果を残す年となったと言えよう。多田修平の登場など刺激材料もあり、新たな時代の到来を感じさせてくれた。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索