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大谷翔平、メジャー初黒星・意外な敗因は?…(4月19日)
大谷翔平のメジャー二刀流挑戦に注目が集まる今シーズン。投手としては既に初登板から2勝を挙げており、17日(日本時間18日)は3連勝をかけ地元・アナハイムで先発した。すっかりエンゼルスファンのハートをわし掴みにした“SHO“TIME。この日のチケットはソールドアウトになるほどの人気となった。
この日の対戦相手は大谷の獲得にも名乗りを上げていたボストン・レッドソックス。アメリカンリーグではエンゼルスが西地区で首位を走るが、東地区はレッドソックスが絶好調。...
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大谷翔平のメジャー二刀流挑戦に注目が集まる今シーズン。投手としては既に初登板から2勝を挙げており、17日(日本時間18日)は3連勝をかけ地元・アナハイムで先発した。すっかりエンゼルスファンのハートをわし掴みにした“SHO“TIME。この日のチケットはソールドアウトになるほどの人気となった。
この日の対戦相手は大谷の獲得にも名乗りを上げていたボストン・レッドソックス。アメリカンリーグではエンゼルスが西地区で首位を走るが、東地区はレッドソックスが絶好調。4月に入ってわずか1敗のみと手の付けられない強さになっている。先発はサイヤング投手のデビッド・プライス。大谷との投げ合いに期待が高まったが、この日の大谷はいきなり先頭バッターのベッツに先制ホームランを浴びてしまう。その後も球がすっぽ抜ける場面が続き、何度もフルカウントになる苦しい投球。2回にもタイムリーと犠牲フライで2点を失い、なおも満塁のピンチを招きながら何とか3失点で切り抜けた。
しかし大谷はこの回で降板。右手中指にできたマメの影響で大事を取ったとのことだった。前回アスレチックス打線を完全に翻弄したスプリットにキレがなかったのはそのためだろう。「フォークボールは引っかけてましたし、真っすぐもイマイチ指のかかりが良くなかった」と試合を振り返った。NPBより大きいMLB公式球は滑りやすく順応が難しいと言われる。二刀流での調整は大変だと思うが、課題を克服し、またあの華麗な投球を披露してほしいところだ。
この日はヤンキースの田中将大も7失点KO。こちらは2試合連続の大量失点とかなり心配である。何とか立て直しを図ってもらいたい。
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“雨ニモ負ケズ”川内優輝がボストンマラソン優勝(4月17日)
ワールドマラソンメジャーズの中でも最も古い120年の歴史を誇るボストンマラソン。その栄えある優勝者に日本人の名前が刻まれることとなった。16日行われた第122回大会に出場した公務員ランナーの川内優輝は、2時間15分58秒をマークして初優勝。日本人選手では瀬古利彦以来31年ぶりの快挙を達成した。
今週アメリカ全土は季節外れの寒波に襲われ、MLBなどの試合も寒さで中止になっていた。この日のボストンの気温は3度。...
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ワールドマラソンメジャーズの中でも最も古い120年の歴史を誇るボストンマラソン。その栄えある優勝者に日本人の名前が刻まれることとなった。16日行われた第122回大会に出場した公務員ランナーの川内優輝は、2時間15分58秒をマークして初優勝。日本人選手では瀬古利彦以来31年ぶりの快挙を達成した。
今週アメリカ全土は季節外れの寒波に襲われ、MLBなどの試合も寒さで中止になっていた。この日のボストンの気温は3度。強風と冷たい雨の悪天候のなかレースはスタート。しかし川内は序盤から飛ばし、40キロ過ぎに世界選手権王者のキルイを抜き去ると2位に2分以上の差をつけてゴールした。
「自分にとっては最高のコンディションだった」という川内。実は川内は今年の元日、同じボストンで行われたマラソン大会でも優勝を果たしている。この時も寒波が襲来しマイナス17度という極寒の条件下。上下のタイツに目出し帽という完全防寒スタイルでレースを制した。このレースは自身通算76度目の「2時間20分以内の完走」、通称“サブテン”達成で、ギネス世界新記録にも登録されている(その後も記録を伸ばし、今回が79度目のサブテン達成)。「まだ通過点。レースが好きな気持ちが記録につながった。百戦錬磨の川内と呼ばれるため、次は100回を目指す」と意欲を燃やした。
極寒の悪路で無類の強さを見せる市民ランナー川内。しかし一方で暑さは非常に苦手としている。真夏の猛暑が予想される2020東京五輪への出場は見送る意向を表明してきたが、陸連からのラブコールは過熱しそうだ。果たして東京で川内の雄姿を見ることはあるのだろうか?
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日本人5人目の快挙!小平智が米国ツアー優勝(4月17日)
日本人ゴルファーが快挙達成だ。「一番嬉しいですけど、まだ頭が真っ白で何も考えられない」試合後のインタビューでもまだ興奮冷めやらぬ表情の王者。15日、男子ゴルフRBCヘリテージで米国ツアー初優勝を果たしたのは、日本から参戦中の小平智だった。
首位と6打差でスタートした最終日。7つのバーディーを奪い、スコアを5つ伸ばしてホールアウト。韓国のキム・シウとのプレーオフに持ち込んだ。その3ホール目でバーディーを奪い勝利。...
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日本人ゴルファーが快挙達成だ。「一番嬉しいですけど、まだ頭が真っ白で何も考えられない」試合後のインタビューでもまだ興奮冷めやらぬ表情の王者。15日、男子ゴルフRBCヘリテージで米国ツアー初優勝を果たしたのは、日本から参戦中の小平智だった。
首位と6打差でスタートした最終日。7つのバーディーを奪い、スコアを5つ伸ばしてホールアウト。韓国のキム・シウとのプレーオフに持ち込んだ。その3ホール目でバーディーを奪い勝利。最後に決めたのもこの日冴えまくった7メートルものロングパットだ。フェアウェイキープ率もこの日1位の85.7%と、ショットも好調だったのが快挙達成の要因だろう。
日本人選手の米国ツアー制覇は青木功(1983)、丸山茂樹(2001~2003)、今田竜二(2008)、松山英樹(2014・2016~2017)に続き5人目。米ツアー参戦15戦目での初優勝は26戦の松山の記録を抜き日本人最速となった。
昨年は3月に元賞金女王の古閑美保と結婚。最終盤まで賞金王争いを繰り広げる活躍を見せて念願のマスターズ出場権も獲得した。前週行われたその夢舞台では、恒例の「パー3コンテスト」に妻のキャディーでプレーする微笑ましい一幕も。本戦で自己最高の28位と好成績を修めたのは、彼女の支えもあってのことだろう。良い手応えを掴んで臨んだ今回の大会だった。
この快挙にマスターズで一緒に戦った松山英樹も祝福を送った。小平は松山の2学年先輩で、まだ28歳だ。若い二人が切磋琢磨して日本のゴルフ界を牽引していってくれるに違いない。
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比嘉大吾、悔いの残る初黒星・村田諒太は快勝(4月16日)
「重大なことが起こりました。本当に申し訳ありません」鎮痛な面持ちで具志堅会長は深々と頭を垂れた。WBCフライ級王者・比嘉大吾の3度目の王座防衛戦は、計量失敗による王座剥奪という前代未聞の事態となってしまった。
ボクシングの防衛戦で王者が計量をクリアできず王座を剥奪されるケースは幾度も繰り返されてきた。山中慎介の引退試合となった相手のネリのケースは記憶に新しい。しかし現役日本人選手世界王者が制限体重をオーバーして王座を失うケースはこれが初めてのことだった。...
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「重大なことが起こりました。本当に申し訳ありません」鎮痛な面持ちで具志堅会長は深々と頭を垂れた。WBCフライ級王者・比嘉大吾の3度目の王座防衛戦は、計量失敗による王座剥奪という前代未聞の事態となってしまった。
ボクシングの防衛戦で王者が計量をクリアできず王座を剥奪されるケースは幾度も繰り返されてきた。山中慎介の引退試合となった相手のネリのケースは記憶に新しい。しかし現役日本人選手世界王者が制限体重をオーバーして王座を失うケースはこれが初めてのことだった。
2か月半前の地元沖縄での凱旋防衛戦では電撃的な1RKOで、デビューからの15連続KO勝利を果たしたばかり。今回の失態で王座は剥奪されたものの、この試合には16試合連続KO勝ちの日本記録更新がかかっていた。しかし、大きな目標を失った“前王者“にとってそれは空しいことでしかなかったのだろうか。中盤以降リードを奪われると、9R途中にセコンドからタオルが投入。ダウンを奪われることなくボクサー人生初のTKO負けを喫した。
一方、初の防衛戦に挑んだのはWBA世界ミドル級王者・村田諒太。昨秋、エンダムとの因縁の再戦を制しベルトを獲得した日本ボクシング史上最重量王者は、他団体の名だたる王者への挑戦を視野に入れている。「まずこの試合に勝たないと何も残らない」強い覚悟で臨んだ村田は終始圧倒。8Rに右ストレートが炸裂。一発でリングに沈め初防衛を果たした。試合後は、次に戦いたい相手としてWBA・WBC・IBF世界ミドル級スーパー王者ゴロフキンの名前を挙げた。ビッグネームとの対戦に向け好発進だ。
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日本の新たな国技になり得るか?“eスポーツ”(4月14日)
近年脚光を浴びているエレクトロニック・スポーツ・通称「eスポーツ」。その最大級の施設が都内にオープンするのを前に12日、報道陣に先行公開された。このLFS(ルフス)池袋esports Arenaはゲーム用の高性能パソコン最大100台が完備され、個人利用はもとより世界規模の大会も開催可能な最先端の施設だ。
「eスポーツ」と言っても、まだあまりなじみのない方も多いかもしれない。(社)日本eスポーツ協会HPによればその定義は「コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称」ということになる。...
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近年脚光を浴びているエレクトロニック・スポーツ・通称「eスポーツ」。その最大級の施設が都内にオープンするのを前に12日、報道陣に先行公開された。このLFS(ルフス)池袋esports Arenaはゲーム用の高性能パソコン最大100台が完備され、個人利用はもとより世界規模の大会も開催可能な最先端の施設だ。
「eスポーツ」と言っても、まだあまりなじみのない方も多いかもしれない。(社)日本eスポーツ協会HPによればその定義は「コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称」ということになる。「え?ビデオゲームがスポーツ?」と驚くなかれ。海外では賞金総額20億円以上の世界大会が開催され、対戦型ゲームでプロ選手たちが各地でしのぎを削っている。有名プレイヤーたちは絶大な人気を誇り、世界ツアーでは年収1億円以上の人気選手も登場しているほどだ。4年後の2022年に中国・杭州で開催される第19回アジア競技大会では、正式競技として採用されることが発表済で、将来のオリンピック種目入りも現実味を帯びてきていると言われる。
日本でも前述の日本eスポーツ協会などが国内の競技力の向上や普及を目指して設立され、今年2月に各団体を統合した「日本eスポーツ連合」が誕生したところだ。現在はプロライセンスの発行、大会の認定などをスタートさせている。LFS池袋の主目的も、世界水準のプロのゲーマーを育てることにある。世界のeスポーツ競技人口は野球やゴルフを凌ぐ1億人で、テニスに匹敵する規模という。クリエイターでは世界トップクラスのゲーム大国である日本が、eスポーツの本場となる日も遠くないだろう。
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