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エンゼルス大谷翔平、Wシリーズ王者と初対戦(4月26日)
3勝目をかけて大谷翔平が先発のマウンドに上がった。対戦相手は昨年のワールドシリーズ王者・アストロズ。現在、エンゼルスとアリーグ西地区で首位争いを繰り広げている強敵だ。
先週のレッドソックス戦では、右手中指のマメが悪化して2回で降板となった。今回の登板前は「順調に回復している」と語っていたが、アストロズはM・トラウト、Y・グリエルのほかにリーグ首位打者 “小さな巨人”アルトゥーベなど強力な打線を誇っている。...
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3勝目をかけて大谷翔平が先発のマウンドに上がった。対戦相手は昨年のワールドシリーズ王者・アストロズ。現在、エンゼルスとアリーグ西地区で首位争いを繰り広げている強敵だ。
先週のレッドソックス戦では、右手中指のマメが悪化して2回で降板となった。今回の登板前は「順調に回復している」と語っていたが、アストロズはM・トラウト、Y・グリエルのほかにリーグ首位打者 “小さな巨人”アルトゥーベなど強力な打線を誇っている。Wシリーズでダルビッシュを打ち砕いたシーンは日本のファンにも大きな衝撃を残した。実は大谷は2014年の日米野球でアルトゥーベとは対戦経験があるが、この時は2本のヒットを打たれている。
注目された立ち上がり。いきなり先頭打者にヒットを許し、ランナーを背負ってアルトゥーベの初打席を迎える。ここはセンターフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。その後2回にゴンザレスからタイムリーを打たれ初失点。その後5回にもフィッシャーから2ランHRを浴びた。前回登板に比べ球の勢いもあり変化球も決まっていたが、四球が多く制球には若干苦しんでいた印象がある。結局6回途中まで投げ、勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、後続が逆転弾を浴びて3勝目はお預けとなってしまった。試合後は「もう少し良いところを発揮できる場面はあったと思う」と振り返った大谷。因みにアルトゥーベに対しては2つの三振を奪うなど完璧に抑え、リベンジを果たした格好だ。
エンゼルスは土曜日からは、ヤンキースとの3連戦が控える。2戦目は田中将大の登板予定。バッター・大谷との対決が見られそうだ。
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球界の「鉄人」逝く…衣笠祥雄早過ぎる旅立ち(4月25日)
プロレス界のレジェンド、ルー・テーズ、過酷な耐久競技・トライアスロンなど、スポーツの世界で“鉄人”の称号を持つアスリートや競技は数あれど、日本のプロ野球界でその名を冠するのは、やはり衣笠祥雄であろう。24日、その球界の鉄人が亡くなったとの突然の訃報に関係者・ファンに大きな衝撃が走った。
1987年(昭和62)にルー・ゲーリッグの持つ当時の大リーグ記録2131試合を更新。その後、記録を2215試合にまで更新して、40歳まで現役でプレーした。...
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プロレス界のレジェンド、ルー・テーズ、過酷な耐久競技・トライアスロンなど、スポーツの世界で“鉄人”の称号を持つアスリートや競技は数あれど、日本のプロ野球界でその名を冠するのは、やはり衣笠祥雄であろう。24日、その球界の鉄人が亡くなったとの突然の訃報に関係者・ファンに大きな衝撃が走った。
1987年(昭和62)にルー・ゲーリッグの持つ当時の大リーグ記録2131試合を更新。その後、記録を2215試合にまで更新して、40歳まで現役でプレーした。引退後、プロ野球界では王貞治に次いで2人目となる国民栄誉賞を授与されている。彼の記録はMLBでも非常に高く評価されており、1996年にカル・リプケンがその記録を抜いた際には試合会場に来賓として招待され、直接祝福を送っている。リプケンとの交流はその後も続いた。
連続試合出場から「強靭な肉体・精神力を持った鉄人」の異名を命名されたとイメージされがちだが、その由来はデビューから9年間つけていた背番号が「28」だったことから人気漫画「鉄人28号」にちなんでつけられたものだった。その後、赤ヘル軍団でお馴染みとなった背番号「3」はカープの永久欠番とされている。
それにしても余りにも早い旅立ちだ。先日急逝した星野仙一と同じ1947年(昭和22)生まれというのもやりきれない思いがする。また、アフリカ系米国人の父を持つ彼は、現在各競技で若い黒人ハーフ選手の活躍が目覚ましい日本スポーツ界におけるハーフアスリートの先駆けでもあった。その偉大な足跡は日本人の胸に深く刻まれた。ご冥福を祈りたい(文中敬称略)
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ラグビーW杯2019へ1万人ボランティアを(4月24日)
世界最大のスポーツイベントはサッカーのワールドカップ、夏季オリンピックであるが、それに次ぐ第3番目の大会がラグビーのワールドカップといわれる。来年はそのラグビーのワールドカップが日本で初めて開催される記念すべき年だ。大会ポスターも駅などで見かけるようになったが、その一方でまだ一般の認知度はまだ低いのが関係者の悩みの種だ。ちなみに大会期間は来年9月20日から11月2日まで。日本各地で世界最高峰の戦いが繰り広げられる。...
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世界最大のスポーツイベントはサッカーのワールドカップ、夏季オリンピックであるが、それに次ぐ第3番目の大会がラグビーのワールドカップといわれる。来年はそのラグビーのワールドカップが日本で初めて開催される記念すべき年だ。大会ポスターも駅などで見かけるようになったが、その一方でまだ一般の認知度はまだ低いのが関係者の悩みの種だ。ちなみに大会期間は来年9月20日から11月2日まで。日本各地で世界最高峰の戦いが繰り広げられる。
大会運営には膨大なマンパワーが必要となる。23日、東京で大会ボランティアへの参加を呼びかける催しが開かれた。ボランティアサポーターにはタレントの小島瑠璃子が就任。ボランティアの目標数は1万人で、大会マスコット「レンジー」とともに「一生に一度の体験を1万人で一緒にしましょう!」と呼びかけていた。なお、東京大会でボランティアを務めた人には、翌年の東京五輪でも活動してもらう予定だという。大会アンバサダー・大畑大介も「自分の年表にラグビーW杯のボランティアとして参加したという見出しを作ってもらえたら」と熱く訴えた。
日本代表が参加するスーパーラグビーは現在リーグ中だが、日本チームサンウルブズは開幕から8連敗と苦戦が続いている。何とか初白星をあげて、ラグビー人気再燃の口火を切ってもらいたいところである。また、ラグビー日本代表では女子の存在も忘れてはならない。22日まで北九州市ではワールドラグビー女子セブンズシリーズが開催されていた。12か国が参加し、日本代表・サクラセブンズも大きな声援を受けて懸命のプレーを見せた。2020東京での活躍が期待される彼女たちにも注目していきたい。
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錦織圭、完全復活!再び世界最高峰の戦いへ…(4月23日)
昨シーズン途中の右手首故障から8か月。錦織圭が復活の狼煙を上げた。四大大会に次ぐマスターズ1000・モンテカルロマスターズ。決勝に進んだ錦織は、世界ランク1位の絶対王者ナダルに挑んだ。
昨季はツアーを途中離脱。3年前には3位まで上がっていた世界ランクは現在36位にまで降下していた。「早くTOP圏内に戻りたい」錦織の心の内には焦れるような葛藤があったに違いない。今年1月の復帰戦では格下のランキング230位台の選手に敗れた。...
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昨シーズン途中の右手首故障から8か月。錦織圭が復活の狼煙を上げた。四大大会に次ぐマスターズ1000・モンテカルロマスターズ。決勝に進んだ錦織は、世界ランク1位の絶対王者ナダルに挑んだ。
昨季はツアーを途中離脱。3年前には3位まで上がっていた世界ランクは現在36位にまで降下していた。「早くTOP圏内に戻りたい」錦織の心の内には焦れるような葛藤があったに違いない。今年1月の復帰戦では格下のランキング230位台の選手に敗れた。しかし、その翌週チャレンジャーツアーに参戦して優勝。一歩ずつ復活への階段をしっかりと上ってきた。
モンテカルロは錦織にとって今季初めてのクレーコートの試合。決勝までは三試合連続でフルセットを戦い抜いた。準々決勝のチリッチ、準決勝のズべレスとのゲームは3時間近くに及び、まさに死闘に次ぐ死闘。この厳しい試合を制し、世界ランク3位と4位を撃破したのは大きな収穫だろう。一方、ナダルはこの大会で過去10度の優勝を誇り、クレーコートは最も得意としている赤土の帝王である。過去の対戦成績でも錦織はまだ大きく負け越している。
結局決勝では第一セットからブレイクを奪うなど見せ場を作ったものの3-6、2-6とストレートで敗れた。それでも錦織の表情は晴れやかだ。「非常に楽しい一週間だった。またチャレンジしたいと思う」再び世界の頂きへ向け、大きな手応えを感じさせてくれたエアK。TOP10復帰の願いが叶うのももうすぐだろう。来月27日から幕を開ける全仏オープンでの活躍が楽しみだ。
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なでしこジャパン初のアジアカップ連覇達成!!(4月21日)
ヨルダンでおこなわれた女子サッカー・アジアカップ。同大会が中東地域で行われるのは今回が初めてのことだ。最多優勝回数を誇る中国を破り決勝に進出した日本女子代表・なでしこジャパンは、オーストラリアと対戦。1-0で破り大会二連覇を果たした。
オーストラリアは同じグループリーグの試合ではスコアレスドロー。得失点差で1位通過を許した相手だ。試合前、エースの岩渕真奈は「しっかり決着をつけて笑って終われるようにしたい」と雪辱を誓っていた。...
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ヨルダンでおこなわれた女子サッカー・アジアカップ。同大会が中東地域で行われるのは今回が初めてのことだ。最多優勝回数を誇る中国を破り決勝に進出した日本女子代表・なでしこジャパンは、オーストラリアと対戦。1-0で破り大会二連覇を果たした。
オーストラリアは同じグループリーグの試合ではスコアレスドロー。得失点差で1位通過を許した相手だ。試合前、エースの岩渕真奈は「しっかり決着をつけて笑って終われるようにしたい」と雪辱を誓っていた。試合は前回の対戦同様、FWに岩渕と菅澤を先発投入。前半にはペナルティエリア内でハンドの反則を取られるピンチに、GKの山下がファインセーブでゴールを死守。日豪ともお互いに攻めきれず前半を無得点で折り返す。先に動いたのはオーストラリア。60分にシモンを投入し突破口を開きにかかる。そしてここで高倉監督が72分に交代のカードを切る。菅澤に代えてフランクフルトで活躍中の横山久美をピッチに送り出す。「絶対決めなきゃと思った(横山)」という好機に豪州ゴールにミドルシュート。見事決勝点をもぎ取った。
準決勝でも72分からの登場だった横山は勝ち越し点とダメ押しのPKゴールを決めて決勝進出の立役者となっていた。今大会では高倉監督の多くの選手を試す意図もあり、なかなか先発出場に機会に恵まれなかったストライカーは、少ないチャンスをものにし、期待に応えて見せた。今大会ではMVPに輝いた岩渕とともに大きな存在感を放っていたといえよう。「しっかりと世界と戦っていきたい(高倉麻子監督)」前日50歳の誕生日を迎えたばかりの指揮官にとっては、最高のバースデープレゼントとなった。
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