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【速報】大谷翔平が試合復帰・DHで先発出場(5月8日)
昨年10月に右ひじ靭帯再建手術を受けたMLB・エンジェルスの大谷翔平が7日(日本時間8日)から始まった敵地デトロイトでのタイガース戦に3番指名打者で先発出場。まずは打者としての復帰を果たした。
初回、注目の第1打席。1塁にランナーがいる状態で大谷は2球目をフルスイングするも豪快な空振り。最後は見逃しの三振となる。続く第2打席は1死二・三塁のチャンス。ショートゴロに倒れたものの三塁走者が帰ってチームに追加点をもたらした。...
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昨年10月に右ひじ靭帯再建手術を受けたMLB・エンジェルスの大谷翔平が7日(日本時間8日)から始まった敵地デトロイトでのタイガース戦に3番指名打者で先発出場。まずは打者としての復帰を果たした。
初回、注目の第1打席。1塁にランナーがいる状態で大谷は2球目をフルスイングするも豪快な空振り。最後は見逃しの三振となる。続く第2打席は1死二・三塁のチャンス。ショートゴロに倒れたものの三塁走者が帰ってチームに追加点をもたらした。第3打席は空振り三振となった後、7回には再び2死2塁と得点圏にランナーを置いてバッターボックスに立った。この好機に大谷は4球目をジャストミート。レフト前に抜けようかという鋭い当たりだったが、三塁手がジャンピングキャッチしてしまった。
最終打席は最終回、2死1塁の場面で回ってくる。最後はフルカウントからフォアボールを選び、この日初めての出塁。ランナーの際は右ひじに保護用のプロテクターを装着した。これはひじの可動域が広がり過ぎないようのものだという。その後、タイムリーで2塁まで進んだものの後続が倒れチェンジ。試合は5-2でエンジェルスが勝利した。
219日ぶりとなった大谷の復帰戦は4打数ノーヒットで1打点、2三振、1四球という結果になった。惜しくも華やかな“Sho-Time“の再演とはならなかったが、7回のあわやタイムリーの当たりは復活を予感させてくれるものだったと言えよう。この試合何度もヘルメットを飛ばすフルスイングを見せた大谷。手術したひじの影響は全く感じさせなかった。あす以降の初ヒットに期待したい。
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令和初の大相撲・場所前横綱総見での様子は?(5月7日)
令和最初の本場所となる大相撲夏場所まで一週間を切った6日。場所前恒例の横綱審議委員会稽古総見が行われた。横審の委員や八角理事長らの視線を集めたのはやはり新大関の貴景勝だ。
貴景勝は持ち前の鋭い立ち合いで巨漢の碧山を一気に押し出すなど積極的に上位陣相手との申し合いに参加。しかし、その後はまわしを許して寄り切られたり、組み止められ土俵を這う場面が多くなった。11番取って3勝8敗。見学した相撲解説者の北の富士勝昭氏は「あれじゃ(本場所で)勝てないんじゃないのか」と不安顔だ。...
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令和最初の本場所となる大相撲夏場所まで一週間を切った6日。場所前恒例の横綱審議委員会稽古総見が行われた。横審の委員や八角理事長らの視線を集めたのはやはり新大関の貴景勝だ。
貴景勝は持ち前の鋭い立ち合いで巨漢の碧山を一気に押し出すなど積極的に上位陣相手との申し合いに参加。しかし、その後はまわしを許して寄り切られたり、組み止められ土俵を這う場面が多くなった。11番取って3勝8敗。見学した相撲解説者の北の富士勝昭氏は「あれじゃ(本場所で)勝てないんじゃないのか」と不安顔だ。右上腕の怪我の影響で横綱・白鵬が申し合いには参加しなかったなか、この数字は確かに物足りない。しかし当人は「立合いの踏み込みとかも悪くなかった」と至って前向きだった。「場所前の調子は当てにならない。自分の調子がいいとか悪いとか気にせず、ベストを尽くせれば」と新時代の土俵への意気込みを語った。
さて、その白鵬はまだ夏場所への出場を明言していない。総見でも軽めの調整に終始したが、ぶつかり稽古では貴景勝に胸を出して「これから(相撲界を)引っ張ってもらいたいし、まぁ頑張れって言う感じですね」と期待をかける余裕も見せた。一方、もう一人の横綱・鶴竜は申し合いで9勝3敗と元気な相撲を披露。最近悩まされている右かかとの故障も気にならぬようで、「立合いの感触は良い」と手応えを感じていた。豪栄道も高安、貴景勝の両大関相手に全勝して10勝3敗と順調な仕上がりぶりを見せた。
場所中には令和最初の国賓として来日するアメリカ・トランプ大統領も観戦に訪れる予定になっている。新時代の土俵が待ち遠しい。
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栗原恵、現役引退へ・新時代迎える女子バレー(5月6日)
いまからちょうど20年前、女子バレーボール界に彗星のごとく現れた2人のスーパー高校生が大フィーバーを巻き起こした。一人は“パワフル・カナ”こと大山加奈、そしてもう一人が“プリンセス・メグ”の異名で後に全日本のエースとなる栗原恵だった。5日、その栗原が現役引退の意向を固めたことが明らかになった。
大坂で行われている全日本男女選抜バレーボール大会・黒鷲旗の準決勝で対戦したJTマーベラスと東レアローズ。...
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いまからちょうど20年前、女子バレーボール界に彗星のごとく現れた2人のスーパー高校生が大フィーバーを巻き起こした。一人は“パワフル・カナ”こと大山加奈、そしてもう一人が“プリンセス・メグ”の異名で後に全日本のエースとなる栗原恵だった。5日、その栗原が現役引退の意向を固めたことが明らかになった。
大坂で行われている全日本男女選抜バレーボール大会・黒鷲旗の準決勝で対戦したJTマーベラスと東レアローズ。試合は1-3で東レが連覇を狙うJTを降して決勝進出を果たしたが、この試合でJTの先発メンバーで出場した栗原は試合後、チームメイトから胴上げを受けた。後日、改めて発表の場を設ける意向だが周囲にはすでに引退を明言しているという。
栗原は現在34歳。ライバルの大山は既に2010年に引退している。栗原はロシアリーグでの海外経験も含め、合計6チームを渡り歩いた。一度は現役引退を決意したものの尊敬する全日本時代の先輩である監督の吉原知子に乞われ現役続行を決意。昨年6月に移籍していた。新入団の際、他の選手が着座するなか直立不動で吉原監督を迎える姿が印象的だった。
栗原最後の相手となった東レでは、この春高校を卒業しチームに加入したばかりの18歳・石川真佑が躍動。チーム2位の19得点をあげる働きをしている。先月には全日本メンバーにも選出された石川。「しっかりアピールしていきたい」と、2020東京を控えて強い存在感を見せた。栗原の1年先輩の元全日本・山口舞も現役引退となった今年の黒鷲旗。また若い世代が新時代へのバトンを受け継いでいくことになる。
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悪質タックルから1年…新生・日大フェニックスが対外戦(5月5日)
“日大フェニックス“の名で知られる日本大学アメリカンフットボール部が、関西学院大学との定期戦で悪質な反則タックルを犯したのはちょうどいまから一年前、昨年の5月6日のことだった。この問題で公式戦出場停止処分大学を受けた日大アメフト部が4日、処分解除後初めてとなる対外試合を行った。
「新しく取り組んできたことが正しかったと証明していきたい」試合を控え、贄田時矢主将は神妙な面持ちで決意を語っていた。...
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“日大フェニックス“の名で知られる日本大学アメリカンフットボール部が、関西学院大学との定期戦で悪質な反則タックルを犯したのはちょうどいまから一年前、昨年の5月6日のことだった。この問題で公式戦出場停止処分大学を受けた日大アメフト部が4日、処分解除後初めてとなる対外試合を行った。
「新しく取り組んできたことが正しかったと証明していきたい」試合を控え、贄田時矢主将は神妙な面持ちで決意を語っていた。都内で行われた日本体育大学との試合は開始直後から日大がタッチダウンを決め、一方的な試合展開に。その後も次々と得点を重ね42-0で新生チームの門出を圧勝で飾った。なお、問題の反則を犯してしまい当事者となった選手は右太ももを痛めているためこの試合には不出場。まだ悪質タックルをめぐる検察の判断が出ていないことも考慮されたとみられる。
日本大学では昨年7月に第三者委員会の最終報告書を公開。相手選手を意図的に怪我させるよう指示したとされた当時の監督とコーチは7月30日付で懲戒解雇処分となっている。その後2人は傷害罪で刑事訴追された。ところが、11月に入り事件を捜査していた警視庁は「相手を負傷させる危険なタックルを指示した事実は認められない」として立件を見送る判断を下している。前監督は日大を相手取り、解雇無効などを求めた訴訟を起こしており、問題の決着はまだまだ長引きそうである。
なお、日大フェニックスは処分を受けて昨年自動降格となっており、この秋から始まる今シーズンは下位リーグで戦うことになっている。新チームを率いる橋詰功監督は日体大との試合後「“いいチーム作り“ということを目指して、これからもやっていきたい」と抱負を語った。汚名を返上し、再び生まれ変わった”不死鳥”の姿を見せることができるか注目される。
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イチロー新たな道・再びセーフコフィールドへ(5月3日)
今年3月に現役生活に別れを告げたイチローがシアトルマリナーズのインストラクターに就任した。同時に昨季から務めていた会長付特別補佐も引き続き兼任するという。
球団の発表によると、イチローは打撃だけでなく外野の守備や走塁も指導を担当することになる見込みだ。1日(日本時間2日)には引退後、初めてユニフォーム姿でセーフィコフィールドに登場した。スタンディングオベーションで迎えた観客に笑顔で手を上げて応えたイチロー。...
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今年3月に現役生活に別れを告げたイチローがシアトルマリナーズのインストラクターに就任した。同時に昨季から務めていた会長付特別補佐も引き続き兼任するという。
球団の発表によると、イチローは打撃だけでなく外野の守備や走塁も指導を担当することになる見込みだ。1日(日本時間2日)には引退後、初めてユニフォーム姿でセーフィコフィールドに登場した。スタンディングオベーションで迎えた観客に笑顔で手を上げて応えたイチロー。試合前には対戦相手のカブス・ダルビッシュ有が駆け寄って挨拶を交わす一幕もあった。インストラクターとしての初仕事は打撃投手。高校時代に愛工大名電のエースとして甲子園に出場したことは有名だが、この日は3人の選手を相手に軽やかに約100球を投げた。初仕事を終えた後のコメントがまたふるっている。「あれだったら全部投げられます。300球くらいは」現役を退いてもイチロー節は健在だった。
イチローは今後本拠地シアトルでの試合の大半に同行するが、その傍らマリナーズ傘下の3A・タコマでも指導するという。タコマは昨シーズン、レギュラーを外れ特別補佐という肩書になってから過ごした場所。本人も若手の指導に期待を膨らませているようだ。引退会見では「監督業は無理、人望が無い」などと苦笑していたが、引退試合で決勝打を放ち、セレモニーの間涙を流していた二塁手のディー・ゴードンのように彼を敬愛する選手は多い。「何が出来るかもわからないんだけど、同じチームで可能性を探るというのは、そら楽しいでしょう(イチロー)」きっと彼ならば指導者としても次の世代に多くの“ギフト“をもたらせてくれるだろう。
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