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中国・ロシアが外相会談・結束を強調（5月5日）
上海協力機構の外相会議はきょう、議長国のインドで開催される。会議に先立ちきのう、中国・秦剛外相、ロシア・ラブロフ外相が会談を行い、両外相は結束を強調、ウクライナ情勢について“平和的解決のための取り組みを含めて議論”したとしている。そして“新植民地主義は容認できないことで一致”したという。米国などに対抗する姿勢を確認したとみられる。
インドのジャイシャンカルは中国、ロシアの外相とそれぞれ会談した。...
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上海協力機構の外相会議はきょう、議長国のインドで開催される。会議に先立ちきのう、中国・秦剛外相、ロシア・ラブロフ外相が会談を行い、両外相は結束を強調、ウクライナ情勢について“平和的解決のための取り組みを含めて議論”したとしている。そして“新植民地主義は容認できないことで一致”したという。米国などに対抗する姿勢を確認したとみられる。
インドのジャイシャンカルは中国、ロシアの外相とそれぞれ会談した。ロシアとしては、欧米などが経済制裁を強める中、加盟国と経済面の連携を強化したいねらいがある。中国も米国への対抗軸として結束をアピールする思惑があるとみられる。
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ロシア“クレムリンに無人機・攻撃しようとした”（5月4日）
ロシア大統領府は３日、「２機の無人機が夜、首都モスクワのクレムリンにある大統領府を攻撃しようとした、無人機は軍や特殊部隊によってレーダーで無力化され、クレムリンの敷地内に破片が落下した、被害は出ていない」などと発表した。また大統領にけがはなく、大統領のスケジュールに変更はないとしている。ロシアでは今月９日、第２次世界大戦の戦勝記念日を迎え、クレムリン近くの赤の広場ではプーチン大統領の演説や軍事パレードが予定されている。...
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ロシア大統領府は３日、「２機の無人機が夜、首都モスクワのクレムリンにある大統領府を攻撃しようとした、無人機は軍や特殊部隊によってレーダーで無力化され、クレムリンの敷地内に破片が落下した、被害は出ていない」などと発表した。また大統領にけがはなく、大統領のスケジュールに変更はないとしている。ロシアでは今月９日、第２次世界大戦の戦勝記念日を迎え、クレムリン近くの赤の広場ではプーチン大統領の演説や軍事パレードが予定されている。
大統領府は、無人機による攻撃の試みはウクライナのゼレンスキー政権によるものだとしていて、戦勝記念日の前に行われたものでロシアの大統領を狙ったテロ行為だと主張している。その上で“ロシアは適切な時期と場所で報復する権利がある”として、報復措置を取るとしている。
また、ロシア大統領府は３日、プーチン大統領がモスクワ郊外の公邸で、ロシア西部の州知事から報告を受けるなど、通常の公務を行う様子を公開した。ペスコフ報道官は、プーチン大統領は当時、クレムリンにはいなかったとしたうえで“軍事パレードは行われる、計画は変わらない”として、９日の戦勝記念日のパレードは予定どおり実施されるとしている。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は訪問先のフィンランド。ヘルシンキで行われた会見で、関与を否定した。そして、ロシアがウクライナによる攻撃だと主張する意図について「プーチン大統領は国民を前進させるために、なんらかの動機づけが必要なのではないか」と述べた。
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ロシア国防相・兵器製造急ぐよう指示（5月3日）
ロシア・プーチン大統領はマリウポリで開かれた式典にオンラインで出席。一方的に併合した４州で開発を行い、支配の既成事実化を推し進める姿勢を示した。
ウクライナ軍参謀本部はバフムトを巡り、“激しい戦闘が続いているが持ちこたえている”とした。
ロシア・ショイグ国防相は軍需産業に関わる企業に兵器製造を急ぐよう指示したと明らかにした。ミサイルを短期間で倍増させるよう求めたとしている。
国連安保理・議長国ロシアを各国が非難（4月25日）
国連安保理の議長国は１か月ごとに交代していて今月はロシア。ラブロフ外相が議長を務め「国連憲章の擁護を通じた多国間主義」をテーマに公開討論を主催した。
初めにグテーレス事務総長がロシアを非難。一方、ラブロフ外相は「国連を中心とした多国間主義システムを欧米各国が弱体化させている」と主張した。
これに対し米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は「偽善に満ちたこの会合を開いたロシアこそウクライナに侵攻し国連憲章とわれわれが重視するすべての価値観の根幹を打ち砕いた」と非難。...
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国連安保理の議長国は１か月ごとに交代していて今月はロシア。ラブロフ外相が議長を務め「国連憲章の擁護を通じた多国間主義」をテーマに公開討論を主催した。
初めにグテーレス事務総長がロシアを非難。一方、ラブロフ外相は「国連を中心とした多国間主義システムを欧米各国が弱体化させている」と主張した。
これに対し米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は「偽善に満ちたこの会合を開いたロシアこそウクライナに侵攻し国連憲章とわれわれが重視するすべての価値観の根幹を打ち砕いた」と非難。
日本の石兼国連大使も「拒否権の行使で安保理をまひさせ信用を傷つけている」と述べ、双方による非難の応酬となった。
これとは別にグテーレス事務総長はラブロフ外相と会談した。事務総長は国連も仲介しているウクライナ産の農産物の輸出を巡る合意について作業が停滞していることから、対応策を示したプーチン大統領宛の書簡を手渡した。
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千島連盟を「好ましからざる団体」に（4月22日）
ロシアの最高検察庁は２１日、北方領土の元島民などで作る千島、歯舞諸島居住者連盟について、ロシアの憲法秩序と安全保障の基盤を脅かしているなどと非難した。そして、活動の目的はロシアの領土の一部を奪取することだと主張し、好ましからざる団体に指定したと発表した。
ロシアの国営通信社は、ロシア国内に団体の支部を置くことや、資金の移動ができなくなるほか、関係者の入国が制限されるなどと伝えていて、団体は、ロシア国内での活動が事実上禁止されるとしている。...
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ロシアの最高検察庁は２１日、北方領土の元島民などで作る千島、歯舞諸島居住者連盟について、ロシアの憲法秩序と安全保障の基盤を脅かしているなどと非難した。そして、活動の目的はロシアの領土の一部を奪取することだと主張し、好ましからざる団体に指定したと発表した。
ロシアの国営通信社は、ロシア国内に団体の支部を置くことや、資金の移動ができなくなるほか、関係者の入国が制限されるなどと伝えていて、団体は、ロシア国内での活動が事実上禁止されるとしている。
ロシアはウクライナへの軍事侵攻に対する日本政府の制裁措置に反発して、北方領土問題を含む平和条約交渉を中断すると一方的に表明したほか、元島民らによるビザなし交流や自由訪問についても、日本との合意を破棄したと発表していて、今回の措置も日本側への圧力を強める一環と見られる。
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