「白鳥の郷」から飛び立つ美しき姿(その244)
2月2日、その日の朝7時14分頃、市川駅から総武快速線に飛び乗り、隣の船橋駅で、東武アーバンラインに乗り換え、更に新鎌ヶ谷駅で、北総鉄道に乗り換え、印旛日医大駅で下車した。...
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2月2日、その日の朝7時14分頃、市川駅から総武快速線に飛び乗り、隣の船橋駅で、東武アーバンラインに乗り換え、更に新鎌ヶ谷駅で、北総鉄道に乗り換え、印旛日医大駅で下車した。
昨年は、西船橋駅から武蔵野線に乗り換え、東松戸駅で北総鉄道に乗り換えたが、ほぼ同じ位の乗車時間であった。
8時14分に、印旛日医大駅に到着すると、予め予約をしておいたタクシーに飛び乗り、「白鳥の郷」に向かった。
鉄道やバスが通わない、自然に溢れた場所であった。
20分ほどすると、車がずらりと駐車している様子が目に入ってきた。
同時に、お目当ての「白鳥」もあれっと思うほど沢山の数が見えてきた。
車から降りて、白鳥の湖に近づくと、「クック」という独特の大きな声が聞こえてきた。
真っ青な空に、真っ白な白鳥が悠々と飛ぶ姿は、なかなか壮大な気分を感じさせた。
だが、素手の手は、冷たく硬直していた。
その姿を撮影しようと、カメラを構える人々が沢山陣取っていた。
三脚を立てている人々も結構いた。
後ろから聞こえてくる声の中には「アメリカからの白鳥が3羽いて、それは嘴が黄色で・・・」といった濃い話もあった。
なるほど、凄い観察力だなと、内心舌を巻いた。それに掲示板のようなところには「今年の飛来白鳥は843羽」と記していた。
白鳥は、時折、仲間に飛び立つことを促すように、大きな羽をバタバタと広げる。
すると、仲間の白鳥は、それに呼応するかのように、大きな羽を広げ、空を目指して飛び立ってゆく。
意外に、1羽だけで飛び立つことは無いように思えた。
そうした白鳥の習性に関心を持ちながら、ビデオカメラで追跡すると、結構飛び立つタイミングが分かって、良いシーンを撮影できるものだと感じた。
その日は、動的ビデオと三脚に固定したビデオで、白鳥の生態を追跡した。
いや、生態というよりも、綺麗な映像を撮りたいと思った。
何しろ、白鳥の飛び立つ時間を考えて、日曜の朝なのに、6時半に起床したほどだった。
その甲斐あって、そこにいた僅か30分ほどの時間に、その湖(実は田圃?)にいた半数以上の白鳥の飛び立つシーンに出会うことができた。
大方の白鳥が、飛んで行ったので、その日は帰途に就くことにした。
帰りは、印旛日医大駅から、昨年の様に、東松戸駅経由で、武蔵野線に乗ることにした。
市川駅に着き、時計を見ると、まだ10時を少し回った頃であった。
体は、まだ冷え切っていた。
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上野公園を散策した(その243)
1月26日、その日は朝から気温が低く、どんよりとした空の様子だった。...
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1月26日、その日は朝から気温が低く、どんよりとした空の様子だった。
小雨がぱらつき、JR緩行線に乗って市川駅を出たのは、9時近かった。
20分少しで上野駅に着き、上野公園出口側から出た。
すると西洋美術館前に長蛇の列が出来ていた。
「ハプスブルク展」を鑑賞しようという人々の列であった。
その列を横目に見て、上野東照宮「ぼたん苑」を目指した。
正面には金ぴかの東照宮があり、横には五重の塔が聳えていた。
ぼたん苑の入り口で、少し待つと、係員が「雨の為、花が痛んでいるものもあります」という断り書きを書き、入り口を開けた。
9時半だった。一番先頭に並び、中に入ると、雨水を吸い込んだ藁の衣の中に赤、白、黄色などの「牡丹の花」が見事に咲いていた。
ここ上野東照宮でも、藁の衣が列をなしていた。その中に大玉の牡丹の花が鎮座していた。
牡丹の花は、日差しなどに弱いのか、どこに行っても、乳母日傘状態である。
その光景を、40分ほど、ビデオカメラに収め、出口へと向かった。
雨は止んでいたが、昨日からの雨の所為か、石畳は水を含んでいた。
来る時に、気になっていた「伊賀直送専門食堂」というタテカンがあった中央広場に向かった。
中に入ると、ちょっと当てがはずれ、一回りして、上野駅に戻ろうとした。
すると、その時間には、西洋美術館の前の長蛇の列は、もう解消していた。
上野公園には、次々と人の波がやって来て、大変な人気スポットであると思った。
公園口から、帰路に就き、市川へと戻った。
市川駅に着き、時計を見ると、まだ11時を少し過ぎた頃であった。
雨はすっかり止んでいた。
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船橋のアンデルセン公園にチューリップを見に行った(その242)
1月19日、その日の8時半頃、市川駅から総武緩行線に乗って、西船橋駅で東葉高速鉄道に乗り換え、八千代緑が丘駅まで行った。...
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1月19日、その日の8時半頃、市川駅から総武緩行線に乗って、西船橋駅で東葉高速鉄道に乗り換え、八千代緑が丘駅まで行った。
そこからバスに乗り、アンデルセン公園に行くと、9時半の開園に合わせて、多くの子供連れが並んでいた。
空は晴れていて、それほどには寒さを感じなかった。
園内に入ると、「平和を呼ぶ像」が待ち構えるようにそびえていた。
赤い椿の並木道を歩き、橋を渡り、チューリップが咲き誇るアンデルセンの街に辿り着いた。
動きが止まった大きな水車があり、中央には噴水から水が上がっていた。
その辺りでは、沢山のカメラ愛好家が、盛んに撮影をしていた。
太陽が高い所にあり、ビデオカメラで撮影していると、時折自分自身の影が映ってしまい、「まずい」と思いすぐに位置関係を変えるのだが、時折同じような失敗を繰り返した。
アンデルセンの童話の世界をミニチュアで構築している広場があり、西洋風の街並みが綺麗に展望できた。
少し、歩くと今度は、チューリップの花畑があり、そこでは赤、白、黄色等様々な花がアレンジされていた。
少し歩くと、道路を跨ぐ橋があり、渡ると湖が見えてきた。
その湖に、黒っぽい水鳥の集団が入ってゆくところが目に入り、カメラを向けた。
すこし離れたところでは、空からカルガモらしき鳥が、その湖に滑空する様子も見られた。
水辺の所為か、寒さを感じたが、湖には、数隻のボートが浮かんでいた。
この公園では、どこに行っても子供達が伸び伸び、大きな歓声を上げて楽しんでいた。
家族連れが多く、どの家族も楽し気に語らっていた。
ジャングルジムのような遊具施設を通って、入ってきた出口に向かい、その日の帰途に就いた。
結構、バスの便が悪く、20分ぐらい待ったが、何とか東葉高速鉄道の駅に辿り着いた。
市川の駅について時計を見てみると、12時10分頃であった。
アンデルセン公園は広くて、美しい魅力ある公園であるが、車ではなく、歩きでの来園者には、どうしても不便なところは隠せないと思った。
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