どんよりとした曇り空が急に夏空に変わった(その268)
7月19日、その日の午前11時ごろ、市川駅から15分程バスに乗って、「じゅん菜池緑地」まで行った。...
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7月19日、その日の午前11時ごろ、市川駅から15分程バスに乗って、「じゅん菜池緑地」まで行った。
公園に入ると、鬱蒼とした緑の木々に覆われた一帯が目の前に現れた。その時、不思議なことに、見る見るうちに空は青空に変わり、太陽の光が天から降り注いできた。
4月ぐらいの気温から一気に、夏の暑さがやってきた。今年の7月は晴れの日が少なく、うっとうしい毎日が続いてきた。
その日も、鬱陶しい梅雨空が続くものと覚悟していたので、急に夏空がやってくると、「やっと来たな」という思いと同時に、暑さも感じるようになった。
そうなると、木陰の涼しさは有難く感じた。結果、出来るだけ木陰を選んで歩くようになった。湖には期待していた水鳥は少なく、静寂の中で、子供の声が大きく響いていた。
少し歩くと、橋があり、渡ると休憩所があった。がらんとしたその中には、ベンチに上に、なぜか数匹の猫がうずくまっていた。人が寄っても、少し身を固くするだけで、特段逃げようとはしなかった。
少し歩くと湖の中央にコンクリート造りの丸い泊まりがあり、そこに2羽の黒い羽根を持った鳥が日向ぼっこをしていた。1羽は大きな羽を広げ、いつまでもその状態でいた。
1時間ほど、散歩した後、その公園を出て、バス停に向かった。
とにかく、やっと夏に巡り合えた気分になり、爽快であった。
その日は、そのまま自宅に戻り、夕方、東京方面と東京湾の夕日映えをビデオに収めた。
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梅雨の合間の東京遠望(その267)
7月16日、その日の20時頃、ベランダに出て東京方面を眺望すると、東京スカイツリーに灯が点り、夜空にくっきりと浮かんでいた。...
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7月16日、その日の20時頃、ベランダに出て東京方面を眺望すると、東京スカイツリーに灯が点り、夜空にくっきりと浮かんでいた。東京の光も同じように水平方向に輝いて見えた。
7月18日、その日の同じ時間帯に、東方向を望むと、JRの緩行線と快速線が3本重なって見えた。少し目をずらすと、外環道路に車が並んでいるのが、目視できた。
長い梅雨空に、ほんの瞬間晴れ間が訪れた。
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久しぶりの晴天の中、江戸川を楽しむ(その266)
7月12日、その日の午前11時ごろ、空には久振りに晴天の気配が感じられた。...
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7月12日、その日の午前11時ごろ、空には久振りに晴天の気配が感じられた。今が晴れ間を楽しむ絶好のチャンスと思いほ立ち、JR市川駅から10分ほど歩くと、江戸川にたどり着いた。
川には、JR、千葉街道、京成電鉄の大きな鉄橋が架かっていて、しっ切りなしに電車が轟音を放って、走っていた。
水嵩は思っていたほど高くはなかった。
川面を見るとモーターボートが疾走し、川向こうの河原では、多くの人々が野球を楽しんでいた。その歓声が遠く聞こえていた。
こちら側の岸間では、鳩が楽しそうに遊んでいた。その並びでは釣り人が、竿を垂らして日向を楽しんでいた。
暫し、雲間にある青い空を楽しんで、ゆっくりと家路に就くことにした。
その道筋、木の枝に真っ赤な花を見つけ、ビデオカメラを向けた。少し歩くと紫の花に、黒い蝶々が戯れ、休日の昼下がりを楽しませてくれた。
頭から様々な禍が少しづつ消えてゆくような少し良い気分に誘われた。
自宅に帰ると、肌着に汗がにじんでいた。
その日の夕方、再び空を見ると大きな雲が、描かれていた。
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