東京の街に落ちてゆく洛陽の美しさから、稲妻の雄たけびまでのドラマ(その403)
10月2日、その日の夕方5時ごろから、西の東京スカイツリーを中心に洛陽の様子を動画カメラで撮影した。
地平近くは雲が厚く、太陽はその雲の中に、赤い光を放ちながら落ちていった。
薄い雲の後ろから、夕陽は強烈な光で煽りながら、複雑な美しさを創り出しながらゆっくりと沈んでいった。
雲の中に入っても、その光のエネルギーは、長い時間に亘って様々な美しい模様を夕空に作り出していった。
8時を過ぎる頃になると、急に大きな雷音と稲光が外の世界を包んだ。
東京スカイツリーの周辺も時折、閃光に包まれ、その位置は段々東の方向に移っていった。
「鬼滅の刃」などをテーマに光の衣を変えるスカイツリー(その402)
9月25日、その日は「鬼滅の刃」をテーマに赤一色の衣をつけていた。
9月26日、西の空は雲の抽象画に染まっていた。
秋の夕空は毎日、日替わりの「アート」で迎えてくれる。
秋の色に染まり始めた「向島百花園」、「葛西臨海公園」(その401)
9月26日、その日の朝、8時56分市川発の総武快速線に乗り錦糸町駅まで行き、地下鉄半蔵門線に乗り換えて東向島の「向島百花園」に向かった。...
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9月26日、その日の朝、8時56分市川発の総武快速線に乗り錦糸町駅まで行き、地下鉄半蔵門線に乗り換えて東向島の「向島百花園」に向かった。
空はどんより厚い雲に覆われていたが、薄い長袖のシャツで丁度良い気候であった。
9時半ごろ、その門をくぐったが、その頃ポツンポツンと雨が落ちてきた。この園の名物である「萩のトンネル」に向かうと、綺麗に揃った萩の花が迎えてくれた。
鈴虫が絶え間なく鳴き続け、秋の到来を告げていた。暫く季節が運ぶしっとりした空気に身を任せて、「秋の色」に浸ることができた。
40分ほどして、東向島駅に戻り、錦糸町駅で総武快速線に乗り換え、3つ先の東京駅まで行き、そこで京葉線に乗り換え「葛西臨海公園」駅に向かい、駅前からその公園まで歩いた。その間僅か30分余りであった。
久しぶりの臨海公園は、多くの家族連れで一杯であった。
「東京オリンピック」に合わせて作られた瀟洒な花園で、花と海を楽しみ帰宅の途に就いた。
12時20分発の武蔵野線で西船橋駅に向かい、そこで総武線に乗り換えて、市川駅まで戻ってきた。
時計を見ると、12時40分であった。滞在時間が短い旅ではあったが、これから到来する「秋の季節」に心が躍っていた。
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