8月28日、その日はUターン台風10号の話題で持ちきりだった。
その日私は、8時半に自宅を出て、江戸川の市川側の土手を南下した。
行徳橋を渡り、旧江戸川の江戸川区側を走り、今井橋で折れて新大橋通りから明治通りに抜けた。...
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8月28日、その日はUターン台風10号の話題で持ちきりだった。
その日私は、8時半に自宅を出て、江戸川の市川側の土手を南下した。
行徳橋を渡り、旧江戸川の江戸川区側を走り、今井橋で折れて新大橋通りから明治通りに抜けた。
明治通りから、湾岸通りに出て、東京辰巳国際水泳場にたどり着いた。
東京辰巳国際水泳場の緑道は、よく整備され1キロぐらいの長さがあった。
そこを抜けると、有明の国際テニス場前で右に折れ、「ゆりかもめ」の軌道に沿った道を走り、新市場前に出た。
話題の環状2号線の工事が着々と進んではいるが、まだ開通していなかった。
しかたがないので、少し行き過ぎにはなるが、晴海大橋を渡り、晴海埠頭へと走った。
埠頭には、遠くチリからやってきたという練習帆船「エスメラルダ」が横づけされていた。
いつも、帆船を見ると懐古感が沸き、しかも端正に4本並んだマストのバランスが、なんとも優雅であった。
帰路も、環状2号線を走り抜けようとしたが、「豊洲大橋」は途中で閉鎖されていた。
少なくても晴海までは、すでに完成されているようだった。
見る限り、その先も築地辺りまでは、もう既に完成されているように見えた。
帰途も晴海大橋を渡り、有明に抜けた。
その有明には、広大な未使用の更地が目の前に広がったが、その辺りが東京オリンピックの選手村か、競技場になるのかなといった想像をした。
そのまま、荒川の河口橋を渡り、旧江戸川に出て、帰途に就いた。
どんよりとした空は、相変わらずであったが、この季節としては過ごしやすい気候であった。GPSを見ると74キロの旅であったようだった。
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