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特集 隅田川シーズンズ
2024年05月19日(日)
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【隅田川シーズンズ】
江戸川シーズンズ(その1)
6月14日、この日は9時ごろやっと小雨が止み、最高のサイクリング日和となった。
いつもと同じように、市川側の土手から橋を渡り都側の坂道から一挙に「小岩菖蒲園」を目指した。
途中、京成バスの臨時便とすれ違い、5面はあるのだろうか野球場の歓声を耳にしながら、千葉街道、総武線、京成線の鉄橋下を走り抜け、2~3分すると湿気の強いこの季節に咲いた菖蒲や紫陽花が目に入ってきた。


一面水田のようなところに、それらの花たちは咲き乱れていた。
濃い紫や白、その中間色、緑色の長い葉に支えられ一面に咲き誇っている。
この時間にもかかわらず、見学者たちがベンチに座り、または夫婦で語りながら立ち止まり、カメラを向けたり、静けさの中で、人々の安らぎが見られる。
心が安らぐ。この季節のしっとりとした情感がこの景観と重ね合わせられる。

もう一度、3つの橋の下を走り、土手の上に出て、行徳橋の方向を望むと、川が大き蛇行し、川幅が広くなって見える。
首都高速の下を潜ると、ポニーランドが見えてきた。
ここも5月にはポピーの赤い花が咲き誇っていたが、今はその面影は無い。
もう一度土手まで、一気に上がると途中で、子馬の集団と出っくわした。
大小の馬が、操者に導かれ、ゆったりと歩いている。
白く塗った、柵の方にその一団はばらばらになりながら向かっていった。



土手から南を向くと、丁度江戸川と放水路の分かれ目にやって来た。
水上バイクがゲートが開くのを待って旋回している。
電光掲示とスピーカーの警告と共に、支流のゲートが開いて、2隻のバイクは消えていった。


5基の頭がある次のゲートを渡り、行徳橋の狭い歩道を走り、また市川側に渡った。
いつもなら見られるスカイツリーも今日は霞んでよく見えない。
そのまま、工事中の箇所を避けながら、行くと桜の並木に入った。
その辺り春には、一面の桜並木となる。
石造りの簡単なベンチに座り、冷たい水を飲むと、胸から腹へと刺激が伝わってくる。




ふと川面に目を転じると、7人乗りの手漕ぎのボートが2隻と監督船と思しき船が見えた。
その向こうには、モーターボートと水上スキーヤーの姿が白い波を作っていた。
十羽程の鳩の群れが、空をゆうゆうと飛んでいた。
水鳥が2羽水面に顔を現していた。





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