【あの一言】
久保文明の発言まとめ
防衛大学・久保文明校長 専門科目として、サイバーセキュリティを勉強した人材を育てられないかということで現在準備中。養成するのがミッションで実際使っていただくのは幹部候補生学校、1年弱そこで訓練を受けて、そこから陸海空の自衛隊に入っていくが、そこでそういう人材をうまく活用していただけたらいいなと期待している。
2023/08/13 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
バイデンに立ちはだかる人たち いま共和党にとってはトランプを擁護するのか、それとも切ってしまうのかという、かなり難しい選択を迫られている。
2021/01/21 BS-TBS[報道1930]
ゲスト・東京大学大学院教授・久保文明 米国のほとんどすべての政府部門が中国に厳しい措置をそれぞれの権限の中で政策として取り始めているし、民主党議員も一緒になり議会も中国にかなり厳しい法律を作り始めている。そうした中ではトランプ大統領は一番優しいかもしれない。貿易赤字に対するこだわりにもっぱら焦点を当てており人権にもそれほど強い関心を持っていない。
2020/03/01 BSジャパン[NIKKEI 日曜サロン]
ゲスト・東京大学大学院教授・久保文明 今、米国社会で中国についてジョージWブッシュ政権、オバマ政権時と比べると非常に厳しい見方をするようになっている。知財権をインターネットを通じて盗んだり、ウイグル、台湾、チベットなどの人権問題での警戒感であったり、あるいは軍事力の強化、宇宙やサイバーでの能力強化などで全体として厳しくなっている。トランプ大統領はその先陣を切って特に通商面で切り込んでいった。米国が具体的な行動で中国の前に立ちはだかったという点でトランプ政権はこれまでの政権とは相当違う対応をしている。
2020/03/01 BSジャパン[NIKKEI 日曜サロン]
最新分析・北朝鮮・貿易問題の行方は 水爆実験までして他国を脅すようなことがなくなっているのは明らかな前進で、昨年の状況より米朝関係はいい状態になっている。他方で北朝鮮、米国双方にそれなりの過ちを犯す危険性もある。北朝鮮が駆け引きで強気に出てしまっているため、米国の政策がまた元の鷹派的なものに戻ってしまう可能性もある。本来はシンガポールの米朝首脳会談以降、もう少し協議が進んでいるべきだったが、あまり進んでいない。より大きな危険は、トランプ大統領の脇が甘い部分。成果を求めるあまりに必ずしも詰められていない案で妥協してしまう可能性がある。
2018/09/30 NHK総合[日曜討論]
トランプ大統領が初来日・いま日米関係を考える 自由で開かれたインド太平洋戦略は日本政府が先に言っていたこと。そこに米国が大きな戦略で乗ってきた。これはこれまであまり無かったこと。大事なのはインドやオーストラリアと一緒に日米4か国でアジア太平洋地域の新しい秩序を作って、中国の行動を4つの国が連帯してある程度食い止めていく、けん制していくというビジョン。トランプ大統領はあまり国際秩序を守ることに触れてこなかったが、日米の政府同士でこういった大きな戦略を打ち上げるのは歴史的にみても画期的なことになる。中国については、北朝鮮に対して強い対応を望みつつ、通商問題では強硬な要求を持ってくる可能性もある。
2017/11/05 NHK総合[日曜討論]
<一刀論断>日米首脳会談~トランプ大統領の思惑は?~ 米国政府の中で戦略を考えている人たちの間では中長期的に中国をどうみていくのかというのがアジア歴訪のひとつの大きなテーマ。インドやオーストラリアを巻き込んだ形で中国が提示している一帯一路とは違った形の将来像をこの地域に提示していくことが非常に重要。
2017/11/04 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
核実験・ミサイル発射・緊急分析・北朝鮮 中国にとって北朝鮮ファクターが今までは(米国との)協力的なファクターだったがひょっとしたらこれからむしろ対立の部分になっていく。北朝鮮と取引している企業に米国議会が制裁を科すような新しい法律を作った時に中国の企業が対象となっていく。そうすると米中関係の問題になっていくだろう。
2016/09/11 NHK総合[日曜討論]
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