【あの一言】
薗浦健太郎の発言まとめ
米国・中間選挙と米中関係の行方 今回誰が勝ったかというと、多分、上下院で軍出身者が勝っている。おそらく100人近い。こんなことは冷戦期以降なかった。つまり米国議会は中国との冷戦を戦う体制になりつつある。そういう中で下院議長になると言われているマッカーシー院内総務が「台湾に行くぞ」と言ってみたり、共和党下院の方から中国特別委員会を作り、中国に関する政策を議会で全部精査するという話まで出てきている。大統領が誰であれ、議会の総意として中国に対して厳しい政策を今後米国はより取っていく方向性だけは変わらないだろう。
2022/11/15 BSフジ[プライムニュース]
前国家安全保障局長が直言「セキュリティクリアランス」の必要性 セキュリティクリアランスは例えば米国などでも3段階あり(レベル1:コンフィデンシャル(秘)、2:シークレット(極秘)、レベル3:トップシークレット(最高機密))、レベル2、3だけでも400万人いる。セキュリティクリアランスは、これに反したら国家機密に触れなどという恐ろしいものではなく、ある意味、このレベルの話までできるという資格のようなもの。お互いの安心感を与えるためのシステムぐらいに考えておいた方がよい。
2022/06/06 BSフジ[プライムニュース]
ウクライナ侵攻と「ハイブリッド戦」 グレーゾーンにどう対処していくか。現実の戦争を起こさないために宇宙とサイバー、電磁波の世界を押さえることは極めて大事。昔は制海権を取った方が勝ちだった。次に制空権が出てきて、今は宇宙というところにステージが変わってきている。我々の思考回路も制空権を維持するとか、制海権を維持するとかではないところに変えていかないといけない。それには武器装備の体系から考え方から全部思考を変え、そこにお金をかけるべき。グレーゾーンの間に準備をしないといけない。例えばサイバーでいうと、ミリタリーの分野でサイバーを守るのは自衛隊だが、基幹インフラとか生活面のサイバーをやるのは警察庁にできたサイバー部隊。その役割分担と人的投資・設備投資、あらゆることを今からウサデン(宇宙・サイバー・電磁波)の世界でやっていくべき。
2022/06/06 BSフジ[プライムニュース]
ウクライナ情勢にみる情報戦・米国が“情報支援”する意味 例えばウクライナでグーグルは、アンドロイドで空襲警報というネットワークシステムを提供している。位置情報を使い、この辺りにミサイルが落ちるということまでピンポイントで教えてくれている。民間企業が一体化というよりも、国を守ることにコミットし始めている。これまで考えられなかった極めて歴史的なことであり、民間が国とか人の命を守ることに対して裏方ではなく。前面に出てきており歴史的な転換点。そこが今回のウクライナ戦争における最も注目すべき側面。
2022/04/06 BSフジ[プライムニュース]
ウクライナ情勢にみる情報戦・米国が“情報支援”する意味 マイクロソフトが所有権を持っているコアな部分から派生するシステムで我々のすべてのシステムはできているが、そのシステムに対し防御策とか、安全になるシステムを追加的にどんどん提供する体制をマイクロソフトが整え、それを国家に対しても提供し始めている。
2022/04/06 BSフジ[プライムニュース]
ウクライナ情勢にみる情報戦・米国が“情報支援”する意味 今回通信インフラを守っているのはマイクロソフト。マイクロソフトの社長が「ウクライナに対して2月24日の前には起こらなかったことが今、起こっている」と書いている。それは何かというと「ロシアからのサイバー攻撃に対して我々は3時間以内の防御策を用意して、ウクライナに提供している。どういう攻撃が最新鋭で行われているか、米国とNATO軍と共有している」とオフィシャルにマイクロソフトが言っている。
2022/04/06 BSフジ[プライムニュース]
ウクライナ情勢にみる情報戦・米国が“情報支援”する意味 (2014年の)クリミアの時には電気は止められ、通信はできず、自分たちの携帯電話が乗っ取られてロシア側から偽の命令書が来て行ってみたらドカンとやられた。それぐらい酷かった。ウクライナの30代の大臣は米国に行っている間、グーグルやGAFAとかマイクロソフトを回ってそことの色んなネットワークを築いた。そこが今回ウクライナに入ってアドバイスなどで築き上げてきて、今それが効果として出ている。
2022/04/06 BSフジ[プライムニュース]
EVの時代へ・日本メーカーの戦略とは 電気自動車一本足打法は危ない。むしろ電気自動車でしか食べれない国、電気自動車でしか食っていけない企業を抱えている国がこれを世界標準にしようとするのであれば、我々はそれに国として対抗をして、日本の自動車メーカーがより世界で動きやすいような活動を政府として後押しをしていくことが必要。
2021/11/23 BS-TBS[報道1930]
「気候変動」米中の思惑 バイデン大統領は人権ではより強く出る。気候分野は握ると言っていて、準備していた通りに動いている。我々も日本が利益を得られるアプローチを考えつつ、気候変動に取り組むことでリードすることはできる。二酸化炭素削減目標には中国に乗ってもらわないといけないという枠組みで米中の話が進んでいる。
2021/04/19 BSフジ[プライムニュース]
「脱・中国依存」日米連携の重要性 日本は今の国際ルールに乗っかってここまで経済成長してきた。その陣営にいるということを考えると今のルールを維持発展させる側であって今のルールを変える(中国)側につけるわけがない。基本的なところを間違えてはいけない。
2021/04/19 BSフジ[プライムニュース]
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