【あの一言】
興梠一郎の発言まとめ
特集・中国は石破総理をどう評価・懸案事項は解決へ向かうか 中国の報道を見ていると、石破政権に期待している。アジア版NATOについて警戒はしているが、そんなに厳しくは動いていない。ただ日本と関係改善したいとしているのにやっていることがチグハグ。
2024/10/19 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
常態化・尖閣沖に接近する中国への対応は・中国公船が52日連続航行 現場では装備がないと負ける。中国はフィリピンの装備がだめだと言っている。日本もやはり海保にしっかり予算をつけたり、自衛隊との連携が必要。そしてやはり米国。最後は国力で、経済力と軍事力があれば舐められることはない。
2024/09/17 BS日テレ[深層NEWS]
焦点・中国の“現状変更”に日本の備えは・中国軍機が初の“領空侵犯” 2008年、北京五輪のあたりにちょうど尖閣問題が起きた。そして2010年ごろ、GDPが日本を抜いた。その時から中国で大国、海洋大国という言葉がすごく増えた。それは実は胡錦涛体制の末期ぐらいだった。トウ小平はなりを潜めていくということを提唱していたが、最後の方で実は、「できることができるようになったらやれ」と言っていた。中国はもうやれるのだということで、これからは自分の秩序をつくらせてもらうという時代に入った。そうした時に日本人が見ている中国と向こうから見ている日本が違う。だから最近、靖国とかいろいろなところで問題が起きているが、ああいうことは昔はなかった。国力がついたことによって中国国民の自信を発揮したいという意識が強くなってきた。逆に言うと弱肉強食になっていて、弱い国に力を見せつけたいということ。
2024/09/17 BS日テレ[深層NEWS]
分析・中国軍機が初の領空侵犯・狙いは エスカレートしている。尖閣から本土、九州、もう1つは海から空、明らかにエスカレートしている。もう1つはフィリピンがなぜあれだけやられるか、それは国力。弱いと徹底的にやられる。日本が弱っていくとああいう風にやられる。それは相手を見てやっている。もう1つはここで(日本が)弱く出ると常態化されてしまう。次が大事。
2024/08/27 BS日テレ[深層NEWS]
分析・中国軍機が初の領空侵犯・狙いは・異例の事態・監視能力偵察か 最近の中国を取り巻く環境だとありうる。ただ、ここまでやるかなという思いもある。1つ感じたのは、昨年の11月末、習近平氏が海警局を視察し、領土や主権の問題は絶対に譲るなという発言をした。そこから(今回のような)色々なことが起きている。尖閣でも自衛隊の軍用機が飛んでいると、中国側が出て行けとか言うらしい。そういうことは前はなかったので、最高指導者の指示が効いてきているのかなと考えている。
2024/08/27 BS日テレ[深層NEWS]
警戒・北朝鮮“衛星打ち上げ”通告・なぜ今・日中韓首脳会談の開催直前に… 中国側の朝鮮半島の非核化というのは(日韓と)意味合いが違い、(朝鮮半島から)米軍が出ていけということ。北朝鮮が核を持つことは、中国にとって嫌なことには違いないが、一種の抑止力にもなるとも思っている。ただ北朝鮮を敵に回すと自分に(核が)向けられるので北朝鮮を手懐け援助しながら自分の陣営に入れ韓国から米軍が出ていくということを朝鮮半島の非核化と言っている。
2024/05/27 BS日テレ[深層NEWS]
警戒・北朝鮮“衛星打ち上げ”通告・なぜ今・日中韓首脳会談の開催直前に… 結局北朝鮮は中国に対して弱いようで強い。最近、ロシアもバッファーゾーンになってきたが、「支援しないとあっち行きますよ」ということ。中国としては逐一見ているのにその度に面倒を見ないといけない。北朝鮮は弱いようで戦略的には強く、中国が西側と対立すればするほど価値が上がる。
2024/05/27 BS日テレ[深層NEWS]
日中韓・4年半ぶり首脳会談の舞台裏・共同宣言を採択・中国の実情と思惑は 北朝鮮は日中韓が集まっていること自体が嫌で、ここで自分のことを議論されることが嫌だと思っている。
2024/05/27 BS日テレ[深層NEWS]
中国は嵐の前の静けさ? 台湾の危機感は半端ない。ウクライナみたいになるのが怖いということで、今どういう議論が進んでいるかといえば、米国が来てくれるかどうかはわからないので自分で守るという議論。徴兵制を長くする、自国の技術力を高めるなど、台湾は自分で自分を守ることを考えている。
2024/05/25 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
中国は嵐の前の静けさ? 習近平政権は経済と政治の勘定のバランスがすごく悪い。習近平政権になってから権力を極端に集中した結果、ほとんどブレーキ、アクセルが利かない状態になっていて従来の経済発展のモデルが変わってきている。以前は米国や欧米と仲良くすることで中国に経済的なメリットがあったが、今は例えばウクライナ戦争の真っ只中で、ロシアと緊密な関係をとればEUや米国がどう反応するかがわからない。それで地政学リスクが高まり、投資リスクにつながっていっている。台湾に圧力をかけることで台湾はますます民主主義の国と組むようになっていく。これら全てが投資家のマインドに影響を与え中国の失速原因の一つとなっている。
2024/05/25 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
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