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スペシャル あの一言
2024年05月01日(水)
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【あの一言】
中西寛の発言まとめ
反転攻勢1か月・プーチン体制は・国際社会は
今回、バイデン政権がクラスター爆弾の供与を決めたことで欧州の一部の国からはこの方針に対する批判も出ていて、大枠としては結束は崩さないとみられるが、昨年の6月ほどNATO首脳会議がうまくまとまるとはいかない不透明な状況になってきた。
2023/07/09 NHK総合・東京[日曜討論]

反転攻勢1か月・プーチン体制は・国際社会は
岸田総理は昨年のNATO会合にも出たが、これは歴史的に非常に大きなことだった。今年も出るが、昨年の場合はNATOが新しい戦略概念を採択するにあたり、アジア太平洋の問題、とりわけ中国についても西側が示す価値についてのある種の対抗勢力であるとの位置づけで、欧州情勢と東アジア情勢を結びつける役割を果たした。しかしここにきてNATOが細目については必ずしも一致しているわけでないことが表面化した。例えばフランスはNATOの連絡事務所を東京に設置することに明確に反対している。岸田政権としてはNATOとの結束を示すものとしてこれを作りたかったがそれはかなり難しくなった。
2023/07/09 NHK総合・東京[日曜討論]

京都大学教授・中西寛
長期的にみると、国際政治の全体像はかつての欧米、大西洋中心だったものから、インド太平洋という広い地域に重心が移りつつある、グローバルサウスやG7、中国やロシアとの対話を深めながら、いかにしてインド太平洋地域に平和と安定、繁栄をもたらすかという観点で、外交的なリーダーシップを取るのが日本の役割。
2023/04/23 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

京都大学教授・中西寛
西側は対ロシア、ウクライナ支援ということでは結束しているが、戦争が長期化する中で、ある程度の結束の緩みや方向性の違いというものも多少見え始めている。特に日本がいる東アジアという場所では必ずしもウクライナ支援やロシアによる戦争というものが大きな比重を占めていないので、今回の広島サミットを機会に改めてG7の結束が続いているということ、また今後も長期化することを踏まえ、軍事的なことだけではなく、復興であるとか世界経済の問題であるとかグローバルサウスといったような課題を含めてこうした問題の対処を議論していくことが必要となる。
2023/04/23 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]

ウクライナ侵攻1年・戦闘終結は日本外交は
今回の停戦提案は中国外交にとっての動きという側面が強い。習近平国家政権が3期目に入り3月に陣容が発表になるが、それに向けて中国としては国際社会に一定の責任を持つ国であるという姿勢を示したい。とりわけ米国との関係を調整しつつ、同時にロシアとの関係も再調整していきたい。
2023/02/26 NHK総合・東京[日曜討論]

人材育成の壁か・明治以来のキャリア制度
明治時代に日本は促成栽培で西欧の様々な文物を日本化できる人材を養成した。東京帝国大学(東大)はまさにそのために作られた大学。ここの法学部は官僚を養成するという明白な目的があった。このシステムは19世紀には非常に機能し、昭和の時代に至るまでかなり優秀な人材を提供することができたが、今は高度な専門性が求められている時代であり、大学院で修士とか博士の取得が求められている。一方、外務省を含めた国家公務員、日本の企業社会全体が大学生をジェネラリストとして育てていくことが組織のエリートになっていくという明治時代の人事制度から抜け切れていない。
2022/12/20 BS-TBS[報道1930]

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