【あの一言】
焦点・石破政権対“トランプ外交”の行方
自民党参院幹事長代理・佐藤正久 トランプ大統領が一番気にするのは中国。日本が中国ではなく、米国のフロントに立つと想定しているから、そうなると今度は日中関係が悪くなる。今までみたいに安全保障は米国、経済は中国も米国もという都合のいいことはなかなか言いづらくなる。例えば今までは半導体のようなものに関して経済安全保障で制限をかけていたが、トランプ政権になるともっと広い分野について高い関税の部分の範囲が広がると見た方がいい。中国の関係についても貿易交渉、まさに経済再生担当相と経済産業相、農林水産相は対米交渉では非常に大事。
2024/11/11 BS日テレ[深層NEWS]
自民党参院幹事長代理・佐藤正久 一番大事なのは農林水産相。これは米国のトランプと外交をやる上で非常に大事。トランプ大統領の頭の中は2年後の中間選挙。上院をとるには農業州が決め手になる。そうなると農産品の市場開放を日本に求めてくる。前回はまさに初期合意で終わっており、これから向こうの強硬派がくる可能性があるので、それにどう対抗するかという点においては、農林水産相は大事なポストになる。
2024/11/11 BS日テレ[深層NEWS]
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