【あの一言】
<NEWSドリル>かかりつけ薬局を推進・「調剤基本料」改定の背景
経済評論家・加谷珪一 地域薬局の方を拡大してほしいという政府の意図が見える。かかりつけ薬局を推進したいというのがある。これはストレートに言ってしまうと、今の日本の国民皆保険制度が危機に瀕しているということがある。今のように安い保険料で最先端の医療にアクセスできる制度は他の国にはない立派なものだが、お金かかる。財政が非常に厳しくなっているので、かかりつけのお医者さん、かかりつけの薬局で簡単な病気は相談してもらい、大病院は重篤な患者さんだけに来てほしいということ。それで全体の医療費を抑制する狙いがある。
2024/06/11 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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