【あの一言】
特集・ヨーロッパで高まる・ロシアへの警戒感
二松学舎大学准教授・合六強 ロシア軍が再建を早くしてNATOに直接的に攻撃してくる可能性、リスクに備える必要があるという発言がこれまで対ロ強硬派でなかった国々から出てきていることは注目に値する。当初はウクライナ側の抵抗でロシアの通常戦力がかなりダメージを受けていて当分ロシア軍というのは再建できないと踏まれていたが、ここにきてロシア側が戦時経済体制下に移行させ砲弾などをものすごい勢いで増産させている。当初の楽観的な観測を見直さないといけない。
2024/06/01 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
慶應義塾大学教授・廣瀬陽子 もしロシアが勝ってしまったら、ロシアは勢いづいてそのままどんどん進んでいくだろうと見方があるが、ロシアも相当傷んでいるので、ある程度兵力を回復する期間を経てそれをやるのではないかということで、3年~5年、8年というタームがでてきている。そうなるとNATOと対峙するが、そうなるとロシアの負けは明らかになるのでハイブリッド戦争のような形やバルト三国侵攻などのバリエーションが考えられている。
2024/06/01 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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