【あの一言】
3期目突入!中国・習近平政権の行方
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 中国が台湾を攻めた時に米国がどう対応するか言わないというのが今までの米国の曖昧戦略だった。それによって中国を抑止できていたのは確かだが、それは中国軍が弱い時代に通用するものであって、中国軍が強くなった今は通用しなくなっている。そのため、米国は軍事的関与をするとの前提で、その軍事的関与のレベルを曖昧なものにするというものに変えようとしている。
2022/12/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 民進党から国民党に代わったら台湾の外交政策・大陸政策について大きく変わるのかと言われればそれは疑問。国民党は米国・ワシントンに台湾のオフィスを持っており、政権与党に戻るにしても米国との関係をマネージした上で戻ることが必要であるということがよくわかっている。
2022/12/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 今の形で抑止されていればそう簡単にはやらないが、中国はやる時はやる。それは台湾が独立宣言をした時、米国が台湾を諦めた時、中国国内または党内が割れた時、国内でナショナリズムが台頭した時など、いろんな作用で習近平国家主席が判断ミスをする可能性は常にあり、その時には台湾攻撃は十分あり得る。
2022/12/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
東洋学園大学教授・朱建栄 台湾への武力行使は最後のやむを得ない手段。基本的には最大限に誠意を持って平和統一するしか道はない。逆に中国では、むしろ外国が武力統一と煽って中国叩きに使っているとみている。
2022/12/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
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