【あの一言】
3回目接種・日本はビリ
自民党参院議員・武見敬三 党内で在庫があるのだからワクチンを早く打つべきだと言ってきたが、厚労省はこれを受け付けなかった。1つの理由は不公平感。在庫が少ない所はそれだけ熱心に効果的に接種をやったために少なくなっている。そういうところはブースターが打てず、極めて不利な条件下に置かれている。在庫がたくさんあるような地域が先にブースター接種を始めてしまう。そういう状況で不公平感が国内に広がることに対する1つの懸念というのが厚労省の中には大きかった。
2022/01/14 BS-TBS[報道1930]
国際医療福祉大学主任教授・松本哲哉 オミクロン株の流行は確かに読めなかったと思うが、流行が始まった時点であきらかに方向転換して、なりふり構わないくらいの方向転換をしてもらうのが本当のあるべき姿だった。
2022/01/14 BS-TBS[報道1930]
立憲民主党衆院議員・長妻昭 われわれは去年12月からブースター接種を早くしろと言ってきた。在庫がどのくらいあるのかということを強く政府に問うたら、12月7日に「3回目のワクチン接種の在庫は3800万回分ある」と答えたので、12月13日の予算委員会で岸田総理に「在庫があるのだから、もっと早く打って欲しい」と言ったところ、ずっと動かなかった。今、日本でブースター接種を終えているのは111万人。在庫があるのに3%しか打っていない。昨年12月の時点できちっと在庫を全部吐き出して徹底的にブースター接種の促進をするべきだった。
2022/01/14 BS-TBS[報道1930]
自民党参院議員・武見敬三 ワクチンの在庫というのは医療機関の在庫なので数が明確に測定できていなかった。不明確な在庫の数でブースター接種を始めてしまうと、それぞれの地域の中であっという間に供給不足に陥る。そういう状況になった時に国民の間に不安やパニック、批判が出てくる。そういう状況を避けて入荷スピードに関わる見通しが立ってから在庫というのを活用する方針を立てていた。その判断が遅れた。
2022/01/14 BS-TBS[報道1930]
自民党参院議員・武見敬三
10月、11月、12月と日本の感染者はほとんどゼロに近いところまで行っていたのでオミクロンの急激な感染の拡大に対しては準備不足だった。ファイザー、モデルナと交渉して「1月の上旬までにこれだけの量のワクチンを確実に輸入させてくれ」という交渉を年末からやっていたが、バイデン大統領も国内でワクチンを必死で打とうとして国内需要が広がっており、ファイザーも米国国内を優先させるため、日本までなかなか回ってこなかった。ここが国産ワクチンを持っていない日本の弱点だった。
2022/01/14 BS-TBS[報道1930]
番組アナウンサー OECDが加盟36か国のワクチン3回目接種率の進行状況をまとめている。5か国が50%以上の接種を終えている。1位は、チリで61%。米国は26位で23.1%と接種が進んでいない。日本は、断トツの最下位で、1%にも満たない。
2022/01/14 BS-TBS[報道1930]
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