【あの一言】
なぜ賃金は上がらないのか?日本企業の実情を読み解く
小西美術工藝社社長・デービッドアトキンソン 現在、日本企業は人材投資に対して年間5000億円使っている。社員一人あたりに直すと1万円ぐらい。これでは研修に行ってくるだけで終わりになる。米国と同じような基準になると比例配分で13兆7500億円必要になる。13兆7500億円をやらないといけないのに、数年かけて4000億円かけますというのはいかにも日本政府らしい。グリーン基金というものを作ったが、諸外国は100兆円だとか60兆円、30兆円規模。日本は2兆円。言っていることは大きいがやっていることは小さい。
2021/12/03 BSフジ[プライムニュース]
財務副大臣・公明党衆議院議員・岡本三成 日本人の能力、ポテンシャルはすごい。にもかかわらず、年収平均1000万円の国にするのは無理だと思っている。スイスの初任給は大卒で900万円、日本は250万円。スイス人は優秀だが日本人は負けていない。ポテンシャルは高いのにそれを実現することにビクビクしているマインドセットを変えることが大事。
2021/12/03 BSフジ[プライムニュース]
小西美術工藝社社長・デービッドアトキンソン 日本の賃金は全体的に見るとメキシコやトルコと同じようなもの。そういう意味では今の物価が安いというのは賃金が安いから物が安くなっているだけであり誰も得していない。
2021/12/03 BSフジ[プライムニュース]
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