【あの一言】
「脱・中国依存」日米連携の重要性
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 中国はまさにサプライチェーンの一部。これからデジタルブロック経済化が進むが、相互依存が進んでいるので「センシティブ」という語を入れることによって中国の中にどっぷり入っている分野の産業の中で一部については、補助金をつけても米国や日本に持って帰らないといけないと考えている。基本的にはAIでもITでも軍事転用が可能な最先端の技術の多くが機微技術に含まれる。
2021/04/19 BSフジ[プライムニュース]
自民党副幹事長・薗浦健太郎 日本は今の国際ルールに乗っかってここまで経済成長してきた。その陣営にいるということを考えると今のルールを維持発展させる側であって今のルールを変える(中国)側につけるわけがない。基本的なところを間違えてはいけない。
2021/04/19 BSフジ[プライムニュース]
自民党副幹事長・薗浦健太郎 2月のバイデン大統領の大統領令で半導体とか、大容量の電池とかはサプライチェーンを100日以内にレビューをして、米国国内か同盟国とやるんだというふうに動き始めている。日本も米国のこのスケジュールに乗っかった。米国も自分達だけではできないと十分にわかっている。100日以内にレビューする4分野と1年以内にレビューをするものとをきちっと分けて、これから日米で日程を詰めていく。
2021/04/19 BSフジ[プライムニュース]
自民党副幹事長・薗浦健太郎 中国は昔と違い、経済という意味で見ると米国でさえどうなるかはわからない。そういうことを考えて(日米共同声明には)「サプライチェーンの育成保護」の前に一言入っている。そこで「センシティブ(機微な)サプライチェーンズ」という言い方をしている。機微はどういうことかといえば安全保障の根幹に関わるという意味。こういう言い方を日米でしている。それは何かといえば通信とか、安保分野に関わるとか、機微に関わるサプライチェーンでは日本も米国も自前でやっていくということ。ここに今の時代の苦悩が表れている。
2021/04/19 BSフジ[プライムニュース]
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