【あの一言】
菅首相「少なくとも2週に1回」・現実は…?
自民党参議院議員・党新型コロナ対策本部長代理・武見敬三 今の状況が変えるにはものすごく時間がかかる。経験が実際にきちんと政策に反映されるまでにたくさんの人たちが経験し、共通認識を持ってはじめて実行に移される。専門の方々が政府の中でも実際に政策に関わっているので、こういう人たちからこういう議論が積極的に早く出てこないといけない。政治家は素人なので専門家がきちんと意見を言うと同時に専門家を使っている担当の役人というのがこういう新しい状況を把握し、新しい政策を打ち出してリスクも取るという考え方にならないと政策は動かない。
2021/04/05 BS-TBS[報道1930]
解説コメンテーター・堤伸輔 政府が使っている科学者はこれまで政府と付き合いが多かった人達に偏っており、本当に日本の最高の叡智を集めるとかの形になっていない。とは言えもう1年以上経っているわけで、いろんなことが科学的に出てきて、医療の問題、感染症の問題が専門家でないので政治家はわからないと言ってもらっても困る。それが誰がわかっているのかを見分けるのが政治の仕事。それが依然としてできていない。はっきり言えば同じ顔触れに頼っている。積極的に大事な発言を行う人は遠ざけられていて残っていない。今は科学を全く取り入れない逆方向に行っている。今頃まん延防止措置のところだけ検査をやるというのは後追いでしかない。
2021/04/05 BS-TBS[報道1930]
東京大学先端研・児玉龍彦 科学のリーダーシップが必要。感染のことを知っている人だけではなしに、遺伝子工学だとか計測科学だとか情報技術の人をまとめてやっていくようなインテグレーションをして、課題を解決する科学が必要。
2021/04/05 BS-TBS[報道1930]
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