【あの一言】
コロナ禍2年目の支援策
自民党前政調会長・岸田文雄 今回のコロナの影響は自動車とか、金融とか、家電とか重厚長大型の産業ではなく、観光とか外食、宿泊、こういった業種の方々が影響を受けている。さらに正規より非正規、男性より女性が深刻な影響を受けている。こうした人々はシフトの調整でなかなか仕事をすることができないため、収入が随分と減っている。一方でこのようなパートを求めている業種もある。影響を受けている方々を必要とされている分野に移していく努力をしていく必要がある。非正規の方々のマッチングはやられていなかった。こういった働く場のマッチングをしっかりと支援していかないといけない。
2021/03/04 BS-TBS[報道1930]
自民党前政調会長・岸田文雄 ポストコロナ、アフターコロナの時代、新しい日常を考えれば完全に各産業が元通りになることは考えられない。当然、労働力は必要とされる分野に移していかないといけない。希望する人が職種を変える際に、学びなおし・リカレント教育みたいなものをしっかりと行って労働力を移していく構造変革を考えていかないと、アフターコロナの時代、経済は落ち着くことができない。「GoTo学びなおし」を国は考えていかないといけない。
2021/03/04 BS-TBS[報道1930]
毎日新聞論説委員長・前田浩智 未だにその場凌ぎで緊急事態に対応していくだけでは、無責任と言われてしまう。ワクチンが広がってどうなっていくかわからないが、これから2年、3年まだまだ(コロナが)続くと思われる中で、どうやって日本経済の底が抜けないようにしていくかが問われている。今、何かの給付金を出すと本来は構造再編の中で別な業種に転換しないといけない企業を生き延びさせてしまっているのではないか。これが続いてしまうと日本経済全体の足を引っ張るような状況になる。
2021/03/04 BS-TBS[報道1930]
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