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2024年05月04日(土)
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【あの一言】
特集・バイデン政権・外交・安全保障は
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
アントニーブリンケンはワシントンで20年やってきている。ユダヤ系のイスラエル支持派で今の中国の問題というものを正確に理解しているひとり。トランプ政権で一番苦労した人たちは欧州の人々なので、バイデン政権はまずそことの関係を改善するだろう。その裏にあるのはロシアに対する強い反発。中国は問題ではあるが、目の前にはロシアがありNATOとの関係を改善し、核合意も元に戻そうとすると思うがなかなか難しい。相当の時間がアジア以外で使われてしまう可能性がある。気候変動でも中国とディールが必要でジョンケリーのような立派な人物でも多少勇み足をする傾向があり、アジアの同盟国越しに変な合意をしてしまうという予測もある。
2020/12/05 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
2011年に(米国が)中国と関係を深めようと考えたのは別に問題ない。今の米国、世界の雰囲気がそうだが、その頃に期待していた中国の役割が全く裏切られている。それが広がってトランプ政権の厳しい対中政策だけでなく米国人一般の感情も悪化させた。米国にとってナンバー2で迫ってきている国に対しては基本的に厳しくいく。日米貿易摩擦の時も日本はかなり苦労した。中国の場合は経済だけでなく、安全保障上も非常に心配で、それが全体にある。注目すべきは国務副長官人事。つまりブリンケンがNATOを見ている人なので今までの政権のパターンから言えば国務副長官がアジアを見るケースがある。
2020/12/05 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

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