【あの一言】
尖閣国有化以降「最長」・中国船の領海侵入つづく
龍谷大学教授・李相哲 中国側の狙いははっきりしている。尖閣周辺に中国の船がいる状態を日常化させる。日本側がどこで諦めるか、どんどんレベルアップしていくという戦略。
2020/10/13 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士 中国に軽く見られないように、断固として海上自衛隊の能力も活用したようなルールオブインゲージメント。海上保安庁、海上自衛隊、水産庁も含めて新しい組織の中の協調を考えるべき。安倍政権から菅政権に代わって、まだ政権が発足したばかりで一つテストしてやろうという意味もあると思う。米国は大統領選挙で国内に忙殺されている。米国がそれほど東シナ海の動きに対して積極的な発言もできないだろうという計算の上で中国が日本をテストしている。
2020/10/13 BSフジ[プライムニュース]
自民党外交部会長・佐藤正久 以前より(日本と中国の尖閣における)間合いが近くなっているのは間違いない。どんどん緊張のステージが上がっている事を深刻にとらえないといけない。ひとつは中国の海警局が軍事委員会の指揮下に入ったこと。いわば第二海軍化している。今までとは全然違う。海警局トップは海軍の少将がトップについていて、海軍のフリゲート艦の色を塗り替えて乗組員ごと海警に移管している。彼らの船が日本の領海に入る時には軍の許可を得て入っている。海上保安庁と航空自衛隊の関係も密接にとらないといけない。尖閣諸島周辺というのは210キロも離れているため、宮古島のレーダーサイトからは見えない。海上保安庁の巡視船に対空レーダーとかがあれば誤情報も少なくなる。スクランブル発進は防衛行動ではなく、警察行動。海上保安庁が警察機能としてやってもよい。
2020/10/13 BSフジ[プライムニュース]
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