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スペシャル あの一言
2024年05月08日(水)
最新TV速報
【あの一言】
注目の米中首脳会談・避けられた全面貿易戦争
元外務事務次官・薮中三十二
G7は世界3分の2のGDPを持っていた先進民主主義国家の集まりだった。2008年に新興国・中国とかインドとかが出てきて、これらの国々も入れないといけないということでG20になった。ただあまりにも数が多すぎるし、参加国の立場も違いすぎる。今回印象的だったのは、プーチン大統領がリベラリズムの時代は終わったと言っていたこと。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
米中は両国とも大国主義的な空気を持ち、2極で世界の秩序を引っ張ろうとしている。日本なんかがあっけに取られているうちに、米中はあっという間に手を打ち、ファーウェイについても部品供給を容認し、大きく米国の農産品を買うという意味でも多分コミットした。2極で仕切られていく世界というものに日本として、しっかりした主張と立ち位置を持っている必要がある。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]

BS-TBS「報道1930」キャスター編集長・松原耕二
最後までトランプ大統領に振り回された印象。議長国日本としてトランプ大統領への配慮に満ちていた。もしかしたら安倍首相がトランプ大統領にも耳の痛い話ができるのではないか、まとめてくれるのではないかという期待もあったが、それは正直見えてこなかった。米国への配慮ばかりが正直目立った。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
2008年洞爺湖サミット直後にリーマンショックが起こり、11月にワシントンで20か国集めて強欲なウォールストリートが起こした金融危機に対してどう立ち向かうのかというところがG20の出発点。あれから11年経ち、金融という世界に何が起きているのかといえば、トランプ政権になってからリーマンショックも真っ青になるぐらいの金融規制緩和が行われ、金融派生型商品だとかが出てきて金融資本主義は肥大化し、より一層深刻な状況になっている。原点だったはずのそういう議論を一切とり上げなかったことに今の状況がよく表れている。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]

中央大学教授・目加田説子
一般的な感覚からすれば、何かとても大事なことが話し合われて決まるのではないかという期待感をもってG20というものを見てしまうが、2008年以降10年以上やっていて、何か目覚ましい成果が生まれたかというといえば実は何もない。G20そのものの意義を改めて問い直すべき時に来ている。
2019/06/30 TBSテレビ[サンデーモーニング]

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