【あの一言】
「時給」-9%・日本だけマイナスの衝撃
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン 日本の1人あたりの輸出額は世界44位で、GDPに対しては世界113位。ごく一部の企業だけが輸出ができているが、それ以外はすべてドメスティック企業。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 日本は労働者不足を女性と外国人と高齢者で埋めている。その中で非正規の人が大きな率を占めている。なので、ひとりひとりの賃金の割合を出した時に賃金は下がっていく。日本は輸出を続けないといけないという誤解があって、そのためにコストを下げないといけないという循環になっている。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介 日本の輸出は減っているどころか、増えている。日本の輸出額は去年は81.3兆円で史上最高額だった。この背景には賃金を安くすることで輸出競争力を維持していることがある。賃金が低いのに日本人が文句を言わないのは、賃金を上げて輸出が落ちたら大変だと思いこんでいるから。ほとんどの国民が輸出が落ちていると思っている。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
元ゴールドマンサックスアナリスト・デービッドアトキンソン 日本には人口が減っていることに加えひとりひとりの給料が減っているということでダブルのマイナスが襲ってきている。人口が増えているのであれば経済はなんとかなるが、経営者が給料を増やさないという経営戦略を日本はずっと追求してきたので、1990年に日本は一流先進国だったが、今、二流先進国の下の方になっていて、下手をすると三流先進国入りしてしまう。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介 日本の給料が外国に比べてひどいということは理解すべきだが、海外は物価も非常に上がっている。本当に海外の方が生活が楽なのかといえば、そうではない。
2019/04/18 BS-TBS[報道1930]
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