【あの一言】
中国“膨張”の矛盾と歪み・対米貿易戦争の行方
防衛大学校名誉教授・東京国際大学教授・村井友秀 中国は必ずしも経済的合理性に合った行動を取るとは限らない。共産党は生き残るためには国民の利益に反することもやる。
2018/12/27 BSフジ[プライムニュース]
日本国際問題研究所客員研究員・津上俊哉 何をやったらクリアできるかがまったく見えない。たった90日の交渉で国の姿が変わるとは思えない。2月の初めぐらいから決裂に向けて“中国は決して屈しない”などの方向の宣伝が出始めた場合は良くない兆候。
2018/12/27 BSフジ[プライムニュース]
神田外語大学教授・興梠一郎 いつもの手段で、おそらく中国は自動車の関税を下げたり大豆を購入したりすることで米国に少し妥協してくると思う。技術の強制的な移転も、取り締まる法律を作るなどものすごいスピードで(米国の)宿題をやっている。これから構造的な問題をやるのかどうかが問題。ナバロ通商製造業政策局長らは相変わらず厳しく中国を見ている。中国は「中国製造2025」を見直すとしているが、見直すはずはないとナバロ局長は思っている。1月7日の週にトランプ大統領と習主席は会うとしているが、そこでトランプ大統領がどう出るかに注目。ナバロ通商製造業政策局長のような認識をトランプ大統領が共有するかどうか。口先だけの中国に今のトランプチームが納得しない可能性もある。
2018/12/27 BSフジ[プライムニュース]
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