【あの一言】
金党委員長・日朝会談に前向き・首相“非核化”費用拠出を検討
ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理 2002年の画期的と言われた日朝首脳会談の時は、当時の安倍官房副長官は対北朝鮮強硬派ということで注目を集めた。それをきっかけにして安倍さんは政界の階段を一気に駆け上って行き、首相まで上り詰めた。その後の安倍さんの政治的足取りをたどってみても北朝鮮に対しての強硬姿勢という点は一貫している。言葉は悪いかもしれないが、北朝鮮を利用してきた部分があるのかもしれない。昨年の衆院選挙の国難解散の時も国難は北朝鮮だとしていた。北朝鮮問題、拉致問題は安倍さんにとってのある種、ライフワークだったが、逆に今はトランプさんに引きづられる形で厳しい局面に来ている。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 今回のことで一番期待しているのは北朝鮮。日本が会ってくれ、会ってくれという話ではない。日朝会談を開くことが肝心だという話にしていくのではなく、日本はもっと毅然としているべき。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
関西学院大学客員教授・元国連職員・大崎麻子 過去に非核化が完了した事例はリビア、南アフリカなどがある。どちらも2、3年ぐらいのスパンでそのプロセスが完了している。北朝鮮は核の数も多いし開発も進んでいたのでどれぐらい大きなオペレーションになるのかわからないほど大きな話になる。そこで日本は人的にも財政的にも支援していくべき。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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