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2024年05月07日(火)
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【あの一言】
トランプ外交デビュー・世界はどうなる
法政大学教授・下斗米伸夫
ロシアは戦略的には大国だが、経済的には米国と中国に比べはるかに小さな国。日本もそれ程大きくなくなっている。日ロがアジアで手を結ぶのはそれなりの利益と理由がある。ロシアの目的はパワーのバランシング。中国へのけん制にもなり、それなりのポジションをアジア太平洋で持てる。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
トランプがプーチンを評価しているのは表面的なレベル。米国の中では中国よりロシアを脅威として捉える風潮が強まっている。議会を敵に回す可能性もある問題。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

法政大学教授・下斗米伸夫
ロシア側もトランプがどういう政策をとるか見えていない。トランプが大統領になることはプーチン政権にとってプラスだが、米国の世論全体はロシアについて良くない。中東で米国が引く分ロシアは得をしている。エネルギーでの三角関係があり、そう簡単に米ロ協調というわけでは必ずしもない。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
中国国内には米国とうまくやっていく、海洋権利維持という2つの意見がある。トランプの経済ナショナリスト的な志向をうまく使う。米国に経済的譲歩をし、その代わりに南シナ海の現状を認めてくれというアプローチをしてくる可能性がある。米国側は惑わされないで経済、安全保障のアプローチをとれるかどうかにかかってくる。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

元中国大使・宮本アジア研究所代表・宮本雄二
米国は中国が経済で攻めてくることは覚悟している。米中はお互いが第1番の貿易相手国。そう簡単に悪い方向には進まない。中国はできるだけ米国の出方を抑えながら、南シナ海や東シナ海で中国が主導する仕組みをいかに作るかが狙い。中国の対外姿勢は一歩引いた形に戻っている。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
トランプは自分は保護貿易主義者ではないと言っている。NAFTAやTPPは再交渉すると言っている。日本には日米2国間での自由貿易交渉をやろうと言ってくる可能性もある。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

法政大学教授・下斗米伸夫
ロシアはアジア太平洋に150ぐらいの自由貿易の取り決めがあり、今作り始めているのが大ユーラシアパートナーシップ。将来的に西側との和解を考えつつ、中国との経済的パートナーシップを作り上げる。そこで今度は欠けている日ロ関係をやろうとしている。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

元中国大使・宮本アジア研究所代表・宮本雄二
中国は選挙中のトランプの発言を前提にすれば、経済第1で価値感に基づく軍事安全保障政策はしてこないだろうと読んでいる。東アジアにおける米国のプレゼンスはヒラリークリントンよりは軽くなるだろうと想定していて、中国にとっては有利な状況。中国との経済は摩擦が起こる。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
安倍首相が信頼できると言ったのは希望的観測だとは思わない。トランプ氏は経済ナショナリストではあるが、外交安保についてはそんなに中身が固まっていない。日本がリーダーシップをとりながら、トランプが考え方を膨らませていく手助けをするという意味では非常にタイミングが良かった。
2016/11/20 NHK総合[日曜討論]

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